英語の発音 L? R? 「ベロを巻く」はウソ!

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上記のような単語、ご存知ですか?

いずれも、日本(をはじめとしたアジア人)が
スペリングや発音を間違えているEnglishをバカにする表現です。
悔しいですね。


日本では主に「アメリカ英語」を学んでいます。

そもそも、英語を母語とする国はいくつかありますが、
そのうち大きなものがアメリカ、イギリス、オーストラリアです。

そして、3か国ともかなり違っています。発音とかスペリングとか。

いずれも正解であって、どれが良いとか悪いとかという話ではありません。
ですが、個人的には「アメリカ英語が最も発音にクセがある」と思っています。


イギリス(やオーストラリア)は、割と日本語に近い発音だと感じます。
なので、英語に精通していなくても聞きやすいのはイギリス英語です。

ただ、ですよ。日本で学んでいるのはアメリカ英語なので
リスニングテストもアメリカ英語が中心です。

ということは、アメリカ英語がわからなければ点につながらない、ということになります。


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そして、イギリス英語はカタカナ英語に近い発音が多いので、
アメリカ英語がわかっていればまず理解できます。

なのでやはり、アメリカ英語(の発音)を身につけることが重要です。

授業で発音するときなどは、
可能な限り音源やALTの先生の発音をマネして、コピーして
アメリカ人になり切って発音をする
こと。
表情も、身振り手振りもマネしてみてください。


ただ、一つ勘違いしてほしくないのは
正しい発音じゃないとダメ、と言っているわけではありません。


そもそも、世界中で英語を話している人は15億人とも20億人ともいわれます。
そして世界に出てみると、私は英語が得意だ、と言いつつも
すっごいカタコトで自信満々に話す人もいます。

これが正解なんです。
だって、僕たちは後から英語を学んでいるんですから。
上手に話せなくて当然、間違って当たり前なんです。

日本に来た外国人がカタコトの日本語を話していて
ぅわっ、こいつ日本語話せねーじゃんダッセー
とは思いませんよね?
むしろ、わ、すごく勉強して頑張ってるんだな
って思いますよね?


そういうことです。

日本語なまりの英語でいい、間違った英語でも良いんです。
話すときは、です。


でもテストだとそうはいきませんからね。
テストと日常会話を一緒に語るわけにはいきませんよね。


一つだけ、LとRの発音を覚えていってください。
日本人が最も苦手とする発音らしいです。
そしてそれがあまりにも有名で、
LとRを使い分けられない日本人をバカにした
ここでは書けないような不名誉なジョークもあるくらいです。

キツナイなんかは、外国人と話していると
オマエ本当に日本人か!?
なんて言われるくらいです。


Lはとても簡単。
ベロを、上の歯の裏にくっつけて声を出します。

ウ に聞こえませんか?

これを「エ」といった後にやると
「エロ」とか「エオ」のように聞こえます。
それがLの発音です。

Lで始まる単語の場合は、口のこの形にしてスタートしてください。


次に、Rの発音。
これが難しい。しかも、間違って教えている先生が多い!

「ベロを巻く」って聞いたことありませんか?
これ、半分間違っているんです。
巻くと言っても、カメレオンみたいにするのではなく
ワッフルみたいにするんです。

キツナイはいつも
ベロでスプーンを作る」と伝えています。
ベロはどこにもくっついていませんね。

これを、「アー」といいながらやると
正しいRの発音が出来上がり。

ベロの根元の部分に力を入れるイメージです。
日本語の発音では使わない筋肉なので、
ちょっと練習が必要です。


Rで始まる単語の場合は
「ベロスプーン」で読み始めます。


これでLとRの発音はばっちりです。
rice(米)とlice(シラミ)を間違えることもないし
口が覚えているので、単語を書くときに
「あれ、Lだっけ、Rだっけ?」
と迷うこともなくなります。

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