邑久中学校では英語の教科書にNew Crownを採択していますが
Lesson2で”can”を使った文を学習しています。
そのLesson2の終わり、GET Plus 2のページで
数字の表し方と複数形、そして「いくつ？」とたずねる文を学習します。
小学校の英語で聞いたり話したりしているはずですので、
ある程度覚えている人も多いかと思いますが、
「いくつ」と見た瞬間に「”How many”だ！」と考えるのは危険です！
以前、誰よりも【早く】【正確に】解く！＝整序問題＝の記事でも
軽くお伝えしましたが、中1中2、そして英語が苦手な人なら中3や高校生ですら
意外と間違える人が多いのがコレ。
ちょっとやってみましょう。簡単な問題です。並べ替えてください。
Q. あなたはカナダで犬を何匹飼っていますか。
( dogs / you / have / many / in Canada / do / how )?
なんてことない、ひっかけも何もない問題です。
上で紹介した記事でも述べたとおり、並べ替える問題は
まず先に「これとこれはセットよな」というペアを作ることが重要です。
で、この問題を解いてもらうと平気で「How many」という生徒がいます。
本当に多くいます。
そうじゃなくて、「How many dogs」までセットにしてください！
そもそも、howはここでは「どのくらい」、そして
manyは「さくさんの～」という単語ですよね。
だから、How many だけだと「いくつの～」で終わってしまっているんです。
1年生によくある間違いが、「How many do you have dogs in Canada?」とするミスです。
飼っているという意味の「have」の後ろに目的語の「dogs」を置きたくなるのは
英語がわかってきている証拠なんです。
ですから、それ自体は悪いことではないんですね。
ただ、上述の通りHow manyの後ろには複数形の名詞が必要なので
正しくは”How many dogs do you have in Canada？”としなければなりません。
単語のもつ基本的な意味、コアイメージを覚えるとともに
使い方も一緒に覚えなければ点数につながりません。
これはその典型ですね。
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