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【高校入試】希望調査の倍率から見える今の受験状況

 

 

一昨日、中学3年生の第1回進路希望調査が発表され、各高校の志望者数や倍率が公表されました。

 

受験生や保護者の皆さんの間でも「人気校の倍率はどれくらいか?」という話題が増えてきてるのではないでしょうか。

 

 

現段階の希望調査を見るとさまざまな傾向が出ています。

 

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岡山の2026年度進路希望調査

 

 

  • 例えば、昨年度、初めて定員割れした朝日は0.90倍となり、今年度も低倍率が予想されます。

 

  • 一方、例年激戦の城東は1.42倍、今年も高い倍率が出ており、依然として人気の高さが伺えます。

 

  • それ以外の岡山・倉敷の普通科上位校は、操山1.07倍、芳泉1.24倍、一宮1.19倍、青陵1.19倍、天城1.03倍、倉敷南1.15倍、古城池1.17倍と落ち着いた数字となっています。

 

  • 半面、岡山・倉敷以外の普通科は軒並み低倍率で、現時点で1倍を超えているのは、総社南1.30倍、邑久1.10倍、津山東1.03倍の3校のみです。そして、それは普通科に限ったことではなく、実業系学科においても、やはり岡山・倉敷中心部の高校が人気となり、周辺地域の高校は希望者が少ない状況です。

 

 

ただ、これらの数字は、あくまで希望調査時点でのものです。

志望校の最終出願や直前の三者面談を経て、実際の出願状況はこの後変わる可能性があります。

また、希望調査は調査時点での傾向を知るためのもので、受験生や保護者の皆さんだけでなく、進路指導に当たってる中学校の先生や我々学習塾の講師には重要な資料ですが、この倍率だけで合否の可能性を判断することはできません。

 

例えば倍率が高いからといって必ずしも合格が難しいわけではなく、逆に倍率が低い学校でも必要な学力をクリアできなければ合格は叶いません。

また、倍率が1倍を下回る学校でも、合格を保証するものではなく、基礎学力の定着や実力の積み上げが重要です。

 

この時期に大切なのは

「今の自分の位置を知ること」「目標に向けた着実な準備を進めること」です。

 

倍率はひとつの目安として捉え、そこに左右されすぎるのではなく、「どの単元が弱いか」「どの点数を確実に取りにいくか」という具体的な学習戦略を立てることが合格への近道です。

 

私たち塾では、希望調査の数字も参考にしながら、学力の客観的な分析と合格に向けた計画づくりをサポートしています。倍率がどう出ようと、入試本番で確実に得点できる力を身につけることこそが、最も重要なポイントと考えています。

 

これから本番までの時間をどう使うかが合否を分けます。焦らず、しかし着実に、今日できることに全力で取り組んでいきましょう。

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