左手の行方

勉強法

最大4人授業で邑久中生の成績を伸ばす
萌昇ゼミ邑久教室長のキツナイです、こんにちは!

秋らしく過ごしやすい日が続きましたが
また昼間は暑くなりましたね。。。


さて、今回は姿勢の話
あらゆる面で、昔よりも厳しく言うセンセイは減りましたよね。
「精神論を振りかざすのはやめよう」という風潮のせいかな。

それはいいんです、ボクもエビデンスに欠ける精神論は好きじゃない。


だけど、です。
姿勢って大切


最近ね、勉強中(というか字を書いている時)に
左手が机の上に出ていない生徒が本当に多いんです。
感覚的には半分くらい、かな。

よくそれで書けるなーと思うんですが、
やればできるもんなんですかね。笑


左手を使わずに字を書くと、どうなるか?
考えてみました。

まず姿勢が悪くなる
そうすると血のめぐりが悪くなって
集中できなくなり、眠くなりやすい

それから、スピードが落ちる
左手を使わない生徒の中には、
消しゴムを使う時でさえ片手で消すことも
器用ですよね、本当に。

姿勢が悪くなると、いずれ体にゆがみが
生じるんじゃないかと思うんです。
猫背になると、、、カッコ悪いですよね。

そこに、ノートを斜めにして書く、
なんてことをしているともう大変。
将来の姿勢ブスは約束されたようなものです。


(調べていたら、姿勢を強制するグッズまで売っていました。
 一定の需要はあるんでしょうね。。。)




逆に、何かメリットはあるかなーと考えるんですが
全く見当たらない。
怪我をして片手が使えないときに役立つ
くらいしか思いつきません。


さて、どうしてこうなったのかとちょっと考えてみたんですが
スマホ文化のせいかな、というのが一つ思いつきました。
スマホを見るときは片手ですもんね。
それも、家電(いえでん)を使ってこなかった世代は
利き手でスマホを持ちます。
(「スマホ前」生まれのみなさんは、
 利き手じゃない方で持っていませんか?)
左手を使う必要があまりないんでしょうね。


また、ネットのある記事に書いてあったのは
今の子どもたちは体幹ができていないから
 無意識に片手を椅子において体を支えたり
 机に覆いかぶさるようにして勉強したり

しているんだそう。

まぁ、そういうこともあるかな、とも思います。

もう一つ思いついたのは、テーブルマナーを含め
厳しく言う親が少なくなった
もしくは親自身ができていない
というのもあるかな、とも思います。

「食事ブス」の子どもも多いですよね。。
左手を使わずに「犬食い」していたり。

(あ、そういえば
 お箸や鉛筆の持ち方がきれいな子なんか
 ほとんど見なくなりましたよね。)


どれも確たる証拠があっての話ではなくて恐縮ですが
いずれにしても、よろしくはないだろうな、と思うんです。

まずは椅子を引いて机に近づいて
(これができていない生徒も本当に多い!)
背筋を伸ばし、姿勢を良くする。
これが一番疲れにくく、集中できる体勢なんです。

背筋が曲がると肩甲骨周りに血が廻らずに
脳が酸欠を起こして眠くなる
んです。

だから、休憩するときには
腕や肩を回すんですよね。


でもね、姿勢を正すと
「下を向くから首が疲れる」
という生徒がいるんですが
それは机と椅子の高さがあってない証拠。
もしくはノート等が体に近すぎるってこと。


書いていてふと思いましたが
アレコレなんでも便利になりすぎて
自分でうまい具合に調節して
使いやすいように工夫する、ということに
そもそも考えが向かない
のかもしれないな。


ご家庭でも、食事のときなどに見てみてください。
そして、親御さん自身もできていなかったら
お子さんと一緒になおしてみてください。
そして、きれいな姿勢を教えてあげてください。
必ず役に立ちますから。

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