国語が英語につながる

お知らせ
アイキャッチ

邑久中は個人懇談期間ですね。
受験に向けた筋道が見えているでしょうか。

国語を学べ

知り合いに頼まれて休日も勉強をみているのですが、いま中2で、期末テストの英語が21点でした。これはまずい、なんとか学力を上げて高校に行かせてあげたい、というお母さんの要望です。

定期テストで英語が21点というと、かなり致命的です。
案の定、単語は書けないし、be動詞がなんなのかすら理解していませんでした。
なので、中1の一番初めから教えていきます。
でもこの時期から声をかけてくれてよかったと思います。
このタイミングなら、いくらでも取り戻せますからね。

英語がニガテな子の特徴の一つに、「品詞がさっぱりわかっていない」という点が挙げられます
たしかに、国語で本格的に文法(品詞)を学ぶ前に英語で品詞の概念が出てくるわけですから、しんどいと言えばしんどいかもしれません。

だけど、主語だの述語だの、名詞とか動詞とか、基本的なことは小学校でも習っているはずなんです。
やはり、小学校の勉強って大切ですよね。ごく基本的な、勉強の源流となる部分が多いですから。

品詞を理解せよ

結局、受験英語は文法の理解が重要です。
小学校~中1で学ぶ英語は、「入れ物を作る」ようなものなんです。
その「入れ物」ができていないと、後から何を注いでも残っていかない。
そうなると、本人がいくら頑張っても理解できるわけがないんです。
足し算ひき算、かけ算わり算ができなければ数学が伸びない。当たり前ですよね。それと同じです。
少なくとも、主語と述語、名詞・動詞・形容詞とはどんなものか、がわかっている状態が英語には必要です。それを無視して、英語の決まり文句だけを話す練習をしても点にはつながりません

伸ばすのには時間がかかる

もう一つ、お母さん方にはわかっておいていただきたいことがあります。
子どもの成績を伸ばすには時間がかかる、ということです。

私も子どもたちにはよく言うんです。
「塾に『通う』だけで成績が上がると思ったら大間違い」だと。
我々は魔法使いではありません。成績の上げ方を伝えて、コーチする役割を担っているにすぎません。
どの教科もベースの部分では暗記が必要ですよね?
それはスポーツだって同じこと。ルールを覚えて、道具の使い方を覚える。ある程度の暗記は避けられません。

なのに、それをサボる子どもたちの多いこと多いこと。。。
もちろん、「やる気にさせる」ことも我々の仕事の一つではあるのですが、環境整備や雰囲気づくり、声掛けなど、ご家族の協力も必要です。

そして何より、模試などの範囲がきまっていない実力系のテストで結果を出すのは、コテサキの指導ではできないんです。

これには英語と国語が特に当てはまります。どちらも言語の教科なので、コトバを覚えて、様々なルールを覚えて、それらを駆使して使いこなす必要があります。これが簡単にできるんだったら誰も苦労しませんよね。

何が言いたいかというと、塾に入れるなら早めにお願いします、ということです。
以前も書いていますが、勉強に困ってきたから塾に、というタイミングだと子供にかかる負担が大きいのです。さらにその分、最終的な到達点が手前になってしまうという点もマイナスです。

夏期講習では国語が人気

すべての教科に「国語力」が必要な時代になってきている、というのは何度もお伝えしていますが、お母様方もそれは実感されているようです。
普段は英語と数学の授業のみですが、夏期講習中は国語の授業を選択される方が多くなりました。

邑久教室の夏期講習はまだわずかに空席があります
ご検討中の方はお早めにご連絡くださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました