AEDとTDR

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TDR(東京ディズニーリゾート)、10/1から価格改定だそうですよ。
土日の大人は9,400円!(曜日等により変動制)
ドヒャーですね。
2021年10月1日以降のチケット価格について


それは良しとして、今日は勉強とは関係ありませんが
ニュースで見て気になったので、AEDについて一言。

皆さん、AEDってご存知ですか?
学生の皆さんはおそらく学校にあるんじゃないでしょうか。
免許の更新などで講習を受けられた方もいるのでは。

AEDは、Automated External Defibrillatorの頭文字をとったもので、日本語訳は自動体外式除細動器といいます。小型の器械で、体外(裸の胸の上)に貼った電極のついたパッドから自動的に心臓の状態を判断します。もし心室細動という不整脈(心臓が細かくブルブルふるえていて、血液を全身に送ることができない状態)を起こしていれば、強い電流を一瞬流して心臓にショックを与えること(電気ショック)で、心臓の状態を正常に戻す機能を持っています。

公益財団法人 日本心臓財団のサイトより

悲しいことに、部活の練習中に亡くなった方もいます。
交通事故などでなくても、突然倒れて心臓が止まる、もしくは
「心室細動」と呼ばれる心臓がこまかくふるえることによって、
血液を送り出せなくなる不整脈になることがあります。

そんな時に有効なのがこのAEDです。

AEDは、電源を入れて電極パッドを胸の二か所に貼って使用するものですが
誰でも簡単に扱えるように、
・電極を張った場所が正しいかどうか や、
・そもそもAEDを使う必要があるかどうか
等を機械自身が判断し、使い方まで教えてくれます。

ですから、心臓が動いていない時はもちろん、
通常とは異なる鼓動が感じられるときは
迷わずAEDを使用するべきものです。


ニュースで気になったというのは、女性はAEDを使用されづらい傾向にあるということです。
公衆の場で上半身の前面を開く必要があるからですね。
訴えられたら困る、という理由から使用を躊躇する方がいるそうです。
また女性側も、使用されるのがはばかられるというアンケート結果もあるそうです。

ちょっと私には信じられないアンケート結果でした。
自分が死ぬかもしれないのに、胸を開けられるのが嫌だと。
目の前に倒れている人がいて、死んでしまうかもしれないけど
後で訴えられたくないからAEDは使わないでおく、
そういうことですよね。

おそらく、AEDを使用して助けられた方は
そんなことで訴えることはないのではないかと思います。
それに、仮にそれで訴えられたとしても
適切な使用であれば、裁判で負けることは絶対にありえません。

他人に体を見られたくないという気持ちはわからないでもありません。
そういう場合は、周りの人が囲って
人目に触れないようにするというような工夫が必要かもしれません。

仮に心停止した場合、電気ショックが1分遅れるごとに
救命率は10%ずつ低下
します。
救急隊を呼んで待っている場合ではないんです。
そんなこと言ってれらないから、ここまでAEDが普及したんです。

AEDを使用しなければならないような場面は
一生訪れないかもしれません。
それならそれで良いことですが
万が一、自分がそのような場面に出くわしたときのことを考えて
AEDの設置場所など、意識しておくと良いかもしれませんね。
危機意識は、持っておいても絶対に損はありませんから。

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