小学校で始まる教科担任制

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来年の4月から、小学校5,6年生の【英・算・理・体】の4教科が
今までの学級担任制から「教科担任制」に変わります

どういうことかというと、従来のように小学校の担任があれもこれも教えるのではなく
5,6年生の一部教科は、中学校のような「教科ごとの先生」に教わる
ということですね。


いや、いいんじゃないの? と思いました。
特に英語なんかは、もう何年も言われてますよね。
今まで英語を教えてこなかった小学校の先生には
ハードルが高すぎる、と。


国としてもコミュニケーション重視の英語教育にシフトしているわけですから
それなりに専門の先生が教えるべきでしょう。


茨城県などでは、もともと小中の教員の行き来がしやすい環境ができていたため
2011年度からモデル校で先行実施していて
今年の4月からすでに全校で導入しているそうです。


教科担任制、子どもにとってのデメリットはあるのかな、とふと思い
調べてみたら、あまり見当たりませんでした。

むしろ学校、運営側にとっては結構なデメリットがあるようで
そもそも教員が足りないのにもっと厳しくなる、とか
時間割やなんかの調整が大変、だとか
まぁそりゃ、新しいことを始めたらいろいろありますよね。


で、いくつか調べているうちに気になる情報を見つけました。
小学校での指導もされていて、教育系NPO法人の理事をされているという
石橋智晴さんのnoteです。

中学校の仕組みのように完全な教科担任制ではありません。例えば、担当する教科は1年単位で変わります。僕の場合だと、上記の通り、図工→体育→社会→体育と年度によって変わってきました。

もうすぐ始まる小学校教科担任制。5年間やってみてのメリット・デメリット

だそうです。
つまり、その教科を専門とする先生が教えるわけではなく
単に「今年はこの教科を担当する」というだけのこと?

これは、自治体によって変わるのかもしれません。
少なくとも先述の茨城県では、専門の先生が教えているということのようでした。
上記の石橋さんが指導されている京都市の小学校ではそう、ということかもしれません。


いずれにしろ、初めはいろいろと苦労もあるでしょうし、
なかなかうまくいかないこともあるかもしれません。
それでも、今のこの教育大改革期において、
子どもがその割を食うようなことだけは避けていただきたいものですね、

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