今日も元気に中間テスト対策実施中です!
昨日、中1の理科の授業をしました。
密度の計算、意外とややこしい、というか
わからなくなる時、ありますよね。
実は、理科は公式カンニングが可能な教科です。
問題用紙とか解答用紙に単位が書いてありますよね?
密度であれば「g/㎤」です。
これ、実はそのまま公式になっているんですよ!
g/㎤=質量÷体積 です。
つまり、/というのは「割る」という記号なんですね。
分数あの横棒と同じです。
もう↓こんなの↓不要ですよね!
なので、後は落ち着いて計算ミスを防ぐだけです。
ちょっと複雑な問題になるとこんな問題もありますね。
Q.メスシリンダーに質量51.1gの金属を入れると図のようになった。
(図から体積は6.5㎤とわかる。)
同じ金属100gの体積は何㎤か。
普通に解くなら、51.1g÷6.5㎤で密度を求め、
さらに100g÷密度で答えを求めます。
ところが、たまにどう計算して良いかわからなくなる時があります。
理科や数学が得意な人でも結構あるものです。
そんな時は、アレを使いましょう。
「比」です。
上の問題なら例えば
51.1:6.5=100:x
とします。質量:体積=質量:体積としました。
また、質量:質量=体積:体積 としても大丈夫ですよね。
51.1:100=6.5:x
これを計算すると、一発でx=12.7と出てきます。
・立式のときに迷わない
・計算手順が減る
のでチョーおすすめです。
また、こんな問題の時はどうしましょう。
5つの物質の体積と質量をグラフに表したものです。
このうちCは、35㎤に対して35gなので水であることがわかります。
残りの4つが金属だったとしましょう。
Q. A, B, D, E4つのうち
①水に浮くものをすべて答えなさい。
②最も密度が小さいものはどれか。
さて、ここで「普通の生徒」なら、A,B,D,E の4つすべての
密度を計算するかもしれません。
だけど、ちょっと視点を変えて、こんな線を引いてみたらどうでしょう?
この赤い線は原点と点Cをつないだもの、つまり
このライン上にある点は密度が1g/㎤であることを表しています。
ということは、このラインより右側にあるBとDとEは
水よりも体積が大きく質量が小さい、つまり密度が小さいため
①B,D,Eはすべて水に浮くということがわかります。
また、②このグラフの中で最も右下にあるDが、
最も密度の小さい物質であることがわかります。
一度解き方のコツをつかんでしまうと、
すごく簡単で素早く正解にたどり着きます。
同様に、点Bと原点を結んでみましょう。
点Bと点Eが一本の線と重なりました。
ということは、BとEは密度が同じであり、
同じ種類の物質であるということもわかります。
邑久中のみんな、3日後には中間テストっは終わってますよ。
がんばれー!
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