邑久中1年数学《方程式の利用》

数学

邑久中ではいよいよ明日明後日が中間テストとなりました。
中3は中間が終われば日曜から修学旅行ですね!
長崎、良いところです。楽しんできてね!


さて、先日「《邑久中1数学》方程式は怖くない!」という
記事
でも書きましたが、方程式の基本は図を描くこと
図を描いて聞かれていることをイメージし、立式さえできれば
後はこっちのもんです。

ところが、次のような年齢に関する問題はどうでしょう?
もちろん、棒グラフにして比べるのが良いかもしれませんが、
そのことにはなかなか気づかない人も多く、苦手とする生徒も多い問題です。


① ママの年齢は私の年齢の3倍。だけど13年後にはちょうど2倍になります。
  いま私は何歳でしょう?
  
② お父さんは42歳、兄と弟は10歳と5歳です。
  お父さんの年齢が息子二人の年齢の和の2倍になるのは何年後


年齢の計算は、歳の「差は何年たっても変わらない」のがポイントですね。
それを押さえたうえで、式を立てて考えていきましょう。
基本はやはり、聞かれているものをxのするのが良いでしょう。

① 今、私がx歳とすると、ママは3x歳。
  13年後は、私が(x+13)歳で、ママはその2倍なので2(x+13)歳です。
  ところで、ママは今3x歳なので、13年後は3x+13としても良いはずです。
  そう3x+13も2(x+13) も、どちらもママの年齢を表していることになります。
  左右が同じものじゃないと「=」でつなげませんよね。
  3x+13=2(x+13)
  3x+13=2x+26
  3x-2x=26-13
  x+13     答え:13歳

② x年後、お父さんは(42+x)歳、兄は(10+x)歳、弟は(5+x)歳です。
  お父さんが息子二人の合計の2倍になるので、
  42+x=2(10+x+5+x) が成り立ちます。
  42+x+2(2x+15)
  42+x=4x+30
  x-4x=30-42
  -3x=-12
  x=4     答え:4年後



答えが出たら、次の問題に進む前に検算、その場で確認することも忘れずに!


今日、邑久教室の中1数学はこの年齢算も含めて、方程式の利用を練習します。
実はこの年齢さん、私キツナイが中学生の時に苦手だったんです。笑
数学は一番得意だったんですけどね。
「今3倍なのに数年後は2倍!? 歳の差は変わらないのに!? えっ!?」
となって全く理解できなかったんです。あーお恥ずかしい。

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