《入試情報》津山高専

高校入試情報

邑久教室長キツナイです。
今日は津山高専の入試情報について。

津山高専志望の生徒さん、東備・岡山からも一定数いますよね。
私も直接指導していた生徒を津山高専に送り出したこともあります。

津山高専は国立の学校ですね。
5年間通い、普通科の学校と違って早い段階で専門的なことを学べるため
大学工学部と同程度の専門知識、技術を学ぶことができます。

入試問題は高専統一の問題となっていて、
国立高等専門学校機構のサイトからダウンロードすることが可能です。

入試の点数と内申点の比率は7:3で、さらに
入試の点数も内申点も、数学と理科は2倍されます。
ですので、数学と理科を強化していくことが最優先課題となります。

推薦でない学力入試(一般入試)の倍率は、
受験者161人にたいして合格者数130人で、倍率1.24となっています。
(2021年に行われた入試)

合格ラインは非公表ですが、一般的に60~70%の点数で合格できるといわれています。
もちろん、内申点なども関係するのでそれだけを目安にすることはできませんが
経験的に、多くの生徒が思っているほど「難関」というわけではないと思います。
様々なサイト等で合格ラインの偏差値は60前後と出ていますが
個人的な感覚ではもうちょっと低いです。

ただ、高専の場合は合格することよりも
入った後がめちゃくちゃ大変、というイメージです。
留年したり、途中で辞めてしまったりという話も聞きます。
「高専」、高等専門学校なので、それなりの目標や夢があって
専門的なことを早く学びたい、という人でないといけませんね。
なんとなく、とか理系が好き、とかという理由で選ぶのはお勧めしません。
そして、入学してからのことも考えて、しっかりとした学力を身につけること
これが最重要
だと思っています。
ですから、キツナイは常にそのことを考えて日々指導しています。

萌昇ゼミでは、最大4人の授業という特色を生かして
生徒個人の志望校に合わせて可能な限り柔軟な受験指導を行います。
入試問題も、「広く浅く」的な岡山の県立入試と違って
難しい問題も出されます。入試日も異なります。
ですから、指導内容もスケジュールも、高専志望の生徒に対しては
それなりの指導が必要です。

あ、それから
津山高専も1年次から3年次まですべての通知表が計算されます。
この点では岡山県立高校と同じですね(計算方法は異なりますが)。
やはり、自分の行きたい高校に行けるようにするためには
1年生の時から通知表の点数を少しでも上げておくことが
とても重要
です。

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