4人授業の萌昇ゼミ、邑久教室長のキツナイです、こんにちは！
毎年この時期は疲れがたまってきて、なかなか起きられません＞＜
さて先日、岡山県立高校の第2回進路希望調査による現段階の倍率【（ ）は第1回調査結果】が発表されました。
これによると、
・津山高専（国立ですが）は1.1倍（1.2）
・城東高校は1.35倍（1.51）
・瀬戸高校は0.93倍（0.95）
・西大寺高校は1.48倍（1.84）
等となっています。
先月の第１次調査と比較して、いずれも減少してますね。私立や商業系に流れたのでしょうか。
と言っても、この調査結果を見てまた希望する人が増える可能性もあるので要注意ですね。
というかそもそも、倍率なんか気にしても仕方ないんです。ボーダーを余裕で超える点数を取ればいいだけのことです！
岡山県立高校入試では、数年前から志願変更ができなくなりました。
他県では、一度出願しても後から変更する機会がある場合が多いので、「ちょっと倍率高いからやめておこうかな」とか「倍率高いけど変更する人が出そうだからこのまま行こう」とか、いろいろ戦略を立てることが可能なのですが、岡山県では現在は志願変更ができなくなっています。一度出したら変更ができないんです。ですので、倍率によっては志望校を変えようと思っている人は、この事前調査の結果から判断する必要があります。
それはさておき。
邑久中学校区の皆さんは、普通科の県立高校に行こうとなると
・邑久高校
・城東高校
・瀬戸高校
この三つに限られますよね。
選択肢が少なく、非常に気の毒だなとは思いますが、こればかりはどうしようもありません。
邑久高校はやめておこう、となると
・偏差値が足りれば城東
・そうでなければ瀬戸
と、必然的にそうなります。
もちろん、学区外の５％枠を狙って西大寺、という手もありますが、なかなかの高倍率であることと５％出願ということを考えると、なかなか志願者がいないのも事実です。
今から城東を目指すのは厳しいし、瀬戸でいいかな、、、、
そう思ってる人も少なくありませんよね。
一つ覚えておいていただきたいのは
倍率が低い＝ほぼ落ちることがないからラッキー
というのは、ある意味間違ってはいませんが、決してラッキーではない、ということです。
倍率が低い（特に1倍を割っていて実質的に不合格がない）ということは、学校全体としての学力レベルが下がっていく傾向にあるということです。
インターネットでちょっと調べてみると、瀬戸高校の合格基準偏差値はだいたい50-56となっていますが、倍率が1.0倍を割っているとなると、その偏差値に達していない人でも合格できる可能性が大いにあるからです。
誤解のないように念のため断っておきますが、今お話ししているのは学力レベルの話であって、学校そのものが良いとか悪いとかという話ではありませんよ。当然、瀬戸高校に魅力を感じて、学力や倍率に関係なく第一志望で受験される方もいますからね。
で、ですよ。瀬戸高校生の指導もしている我々から見ている限り、瀬戸高校の学力レベルは年々低下傾向にあるように感じています。
これはつまり、大学受験を念頭に置いている人にとっては非常に大変な3年間になるということです。
実は、西大寺高校も現１年生の全体的な学力レベルはかなり下がっているなという実感があるのですが、来年度以降どうなるかが不透明なのでこれは何とも言えません。
ですが、瀬戸高校に関しては、仮に国公立大学に進学しようと考えているのであれば、3年間を通して常にトップ10に入る成績をキープしておかないとなかなか厳しいかな、という感覚を、もうここ何年も続けて感じています。
じゃあ城東高校だったら楽なのかというと、もちろんそんなこともありません。
城東高校は皆さんご存知の通り非常に自律を求める校風が強くあります。ですから、自分のやるべきことを自らの意思でしっかりやっていける人でないと、部活にばかり熱中していて、勉強面ではどんどん落ちていく一方、という例が多く見受けられます。
ただし、そうはいってもやはり入学するときの学力がそれなりに求められるので、本人はもちろん、周りの生徒たちも、中学生まではそれなりに勉強していた人が集まっているはずです。そういう意味では良い環境だと言えると思いますし、進学を念頭に置いている人は、やはり行けるなら城東に行きたいな、となるわけですよね。
では、城東高校や、もっと頑張って朝日高校に行きたい、と思っている中２以下の方はどうするべきか？
はい、まずは毎日の学校の授業を大切にして、習ったことをちゃんと身につけていってください。
そして評定、通知表の点数を可能な限り上げておきましょう。
岡山県立高校の入試における内申点の計算方法はこちらです。
そしてやはり、なんといっても今年度から劇的に難化した英語。これは本当にしっかりやっておいてください。
みなさん、何か勉強というと「数学！」というイメージを持っている人が多いのですが、数学は後からの挽回が、英語と比べるとさほど難しくありません（「楽」ではありませんが）。一方で、英語は中1の内容がさっぱりわからないと全く点数に結び付きませんし、中3になってから中1や中2の内容を取り戻そうとするのは本当に厳しいものがあります。単語や文法事項の暗記とその活用にはかなりの時間がかかるからです。
ですから、小学校のうちから英語だけはしっかり勉強しておいてくださいね、と何度も書いているのです。
・少しでも勉強に不安がある方
・お子さまを城東高校に合格させたい方
・英語のニガテを解消したいという方
ぜひ邑久教室までご相談ください。
営業的な下心を一切抜きにしても、塾通いは早ければ早いだけ、お子さまが楽になります。
強引な勧誘はしていませんので、邑久教室キツナイまで、こちらからお気軽にご相談ください。
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