宿題に追われる子ども

お知らせ
アイキャッチ

あけましておめでとうございます。

最後に更新してから、気付けば1カ月も経ってしまいました。
やはり年末は忙しい。。。

年末は犬を連れて蒜山へ行ってまいりましたが
買ったばかりの車が雪に埋まり、
雪かきで腰を痛めてしまいました。笑

冬期講習と高校入試対策

年末年始は冬期講習の真っ最中。
ですが萌昇ゼミの講習は英数ともに
授業は3回ずつ
しかありません。
その中で最大限に効果を発揮できるよう
いつもの授業とは少し違うスタイルで進めます。

年が明ければ、学年末テストと入試対策に全速力です。
萌昇ゼミでは、5教科の入試対策と、その日のうちに解説授業と
結果まで渡す模試
を行っています。
すごいでしょ?

学校課題と自習

もう一つ大切なのは学校の提出課題ですよね。
これはもう成績に直結しますから
なんとしても終わらせて提出しなければいけません。

萌昇ゼミ邑久教室では自習室を開放しています。

また少しでも自主的に自習してもらえるよう
スタンプカードを渡しています。
スタンプがたまったらちょっとステキな景品を差し上げています。

「学校の宿題が終わっていないので休みます」
なんていう本末転倒なご連絡を
保護者の方からいただくことがまれにあります。
学校の宿題を我々が手伝うことはありませんが
いつも進捗状況を確認し、終わっていなければ
アドバイスしたり強制的にやってもらったり

子どもはもちろん大変ですが
我々も結構苦労しています。笑

時間の使い方

ここで何度も言っていますが
今の子どもって本当に忙しいですよね。

学校、部活、大量の宿題。
塾に習い事にスマホとゲーム。

私キツナイが長期休みの時に子どもたちに伝えるのは
ふだん学校で授業をしている時間は勉強しなさい
ということです。

勉強する時間を決めてしまえばいいんです。
学校が45分×6限として、毎日4時間半、
それを週に5回で22時間半。
7で割ると3時間とちょっと。

毎日これだけやっていれば、
さすがに学校の宿題も終わるでしょう。

決めた時間さえ守ってちゃんと勉強すれば
あとの時間は何をしても自由。
こう決めておくと、親も子どもも楽
ですよね。

ふだん、学校がある期間で
ちょっと成績がかんばしくないな、と思いはじめたら
子どもたちに1週間のスケジュールを作成してもらっています。

学校、部活、塾と習い事、
そして食事や風呂の時間と寝る時間。
まずは「毎週必ずやること」を記入します。
そうすると、「自分が自由にできる時間」が可視化されます

今どきの子どもたちは、この時点ですでに
「自由時間」が少なくて改めて驚かされるのですが。

で、空いた時間で「絶対に勉強する時間」を決めてもらいます。
これには学校や塾の宿題も含みます。

基本的にこちらからの強制はしません。
「こんだけあいてるんだからこれだけは勉強しろ」とは言いません。

こちらからわざわざ言わなくても、子どもたちは理解しています。
・空き時間がコレだけあるから、このくらいは勉強できるな
・この日はもうちょっとやろうかな
・〇曜日はいっぱい遊びたい
など、それぞれにいろいろな考えがあります。
私は可能な限りそれを尊重します。

勉強時間が明らかに少ない場合は
その子の現状と目標を見据えて
これだとこのくらいまでしか伸ばせないと思うけど
それでも良い?
などとアドバイスすることもあります。
そうすると子どもはまた自分の頭で考えます。

キツナイは、できる限り子どもに任せるスタイルです。
自分で考える。
自分で決める。
がんばった成果もサボった影響も
すべて自分のもの、自分の責任。

そうして時間の使い方とその影響を学んでいかないと
自立した学習は身につきません
からね。

宿題のモンダイ

宿題っていイヤですよね。
我々だって、例えばセミナーとか研修なんかで
ではこれを宿題にします
なんて言われると萎えますもんね。

キツナイは、「ムダ」な宿題は出しません

授業で終わらなかったから残りは宿題、は嫌いです。
授業で予定通り進まなかったのはこちらの責任ですしね。

下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、的な
大量にやらせれば伸びるでしょ型の宿題も嫌いです。
ある程度の効果はありますし、以前は私もやらせていましたが
それをやると、今の子どもたちはオーバーワークになりかねません。
もうそういう時代ではないと思うんですよね。

だから、例えば単語の暗記も
〇〇回書いてこい、とは絶対に言いません。
「覚えてくる」ことが宿題です。
暗記って個人差があって
2-3回見ただけで覚える子もいれば
毎日何十回も書かないと覚えない子もいます。
キツナイは後者でしたから苦労しましたが
これはもう仕方がない。
だから回数の指定はしません。無意味ですからね。

もちろん、自分がどうすれば単語を覚えられるのか
自分で理解できるようになるまで
ある程度の指導はしますけどね。

負け抜け戦

スポーツで「勝ち抜け戦」てありますよね。
ですが、教育や訓練を目的とした場合はこれは悪手です。
体育の授業なんかじゃ最悪ですよね。
上手な子がたくさん練習して、そうじゃない子は見てるだけ
そんな状況を生んでしまうんです。
ボーイスカウトの隊長を務めていた時はよくやりました、負け抜け戦

これを勉強に当てはめると
「終わらなかったやつは残り全部宿題ね」
が有効なように思いますが、そうもいかないのが教育の難しいところ。

進まなかった子は、わからない、できないから進まなかったんです。
それを宿題にして、一人でやって来いっていっても
できるわけないでしょ


ここが宿題の難しいところです。
やってほしい子ほど出来ない。
やらなくても大丈夫な子ほどやる。
だからどんどん差がつく。

苦手な子に対しては、
その子ができるレベルプラスアルファのものを
きちんと身につく方法と量で適切に与える
こと
これが重要なんです。

でもそれを見極めるには、それなりの知識と経験と
その子に対する理解の深さが必要。

当然のことですが、ボクたちも毎日毎日ずーっと勉強しています。
目の前の子どものために。

コメント

タイトルとURLをコピーしました