小中学生の皆さん。これ、読めますか?

お知らせ

Alexは男性にも女性にも使われる名前で、女性の名Alexandraの愛称であるが、男性の名Alexanderの愛称でもある。

この文脈において、以下の文中の空欄にあてはまる最も適当なものを選択肢のうちから1つ選びなさい。

Alexandraの愛称は(   )である。

1.Alex  2.Alexander  3.男性  4.女性


これは新井紀子『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』東洋経済新報社(2018年)
からの引用です。


いかがですか? わかりましたか?



正解を言いますよ?





正解は、1.Alexでした。

これ、実は
中学生(235名)の正答率は37.9%。 高校生(432名)の正答率は64.6%
だそうです。


つづいて、同じ引用先から。



アミラーゼという酵素はグルコースがつながってできたデンプンを分解するが、同じグルコースからできていても、形が違うセルロースは分解できない。

この文脈において、以下の文中の空欄にあてはまる最も適当なものを選択肢のうちから1つ選びなさい。

セルロースは(  )と形が違う。

1.アミラーゼ  2.グルコース  3.デンプン  4.酵素




いかがでしょう? 大人でも間違える人が多いそうですよ。



正解は






3.デンプン です。



以前も耳を疑うような、理解不能な読解力アンケート結果
ご紹介する記事を書きましたが
これが現実です。

恐らく、読んでくださっている方のお子さまも
これに近いものがある、かもしれません。

いや、多分そうです。
実際に指導の現場にいてそう思います。


子どもたちって、本当に読めていないんです。文字を。
だから、問題の指示にも従わない。

・「二つ選べ」とあるのに一つしか書いてない
・「当てはまらないものを選べ」に引っかかる
・並べ替え問題で単語を全部使っていない
・もしくは1個しかないのに2回使ってる


こんなのはまだ良い方です。
我々も想像がつきますから。




日本語ですらこんな状態ですから
英語に至ってはもっと
、ですよね。

・world(世界)とwould(willの過去形)を間違える
・though / through / thought の違いが判らない
・b/d、c/s、s/thで迷う


こんなのは日常茶飯事です。



多くのお子さんはこういう状態ですから
授業をこなすのに精いっぱいな学校や
問題集を解くだけの塾などに
お子さんを任せてはおけませんよね。



2021年の春から、英語の教科書がガラッと様変わりして
教えるのにさらに実力が必要になりました。
単語の量は増え、難しいものが多くなり
英語特有の表現や文法も多く入ってきています。

・決まり文句や熟語として暗記するるしかないもの
・仕組みを理解して納得して覚えるもの
・自分で解釈する必要があるもの
・覚える必要のある単語や熟語と捨てて良いもの


このあたりの取捨選択は、経験のあるベテランでないと難しいでしょうね。

ベテランの中にも、知識や情報がアップデートされないままの人もいますが。。。。



また、これだけガラッと内容が変わってしまうと
今までのような勉強法では対応しきれません。

・単語を20個書いてこい
 →地獄のような量になります。現実的ではありません。

・宿題でやって自分で答え合わせすること
 →子供に任せておいて大丈夫でしょうか?
  〇×つけて正解書いて終わり、になっていませんか?

  それで勉強と言えるのでしょうか。

・わからないところは質問に来い
 →子どもたちはそもそも、どこがわからないのかわかっていません



学習する内容が新しくなったのであれば
教える人の知識も、教材も、教える方法も
それに適したものでなければなりませんよね。
私にぜひお任せください。



小学校の英語、どうですか?
どの程度身についていますか?

中学校の英語は、小学校での学習が身についていることが前提で進んでいきます。


中1のみなさん、今年の英語はどうでしたか?
「小学校で習った単語」が思った以上にたくさんあったのでは?

そこへさらにあたらあしい単語が入ってくるわけです。
そして文法学習だってものすごく大変になりました。
従来は2年生で習っていたものが前倒しになったものもあります。


そんな中で、学校の授業は会話・表現重視です。
定期テストの平均点が昨年と比べて大きく落ちるのも
無理はありませんよね。


かばんはどんどん重く、一人でやるべきことが増え
学習内容は難しくなっていく。
部活で疲れるし、自分の時間がない。
定期テスト前は課題に追われる。


だからこそ、キツナイにお任せいただきたいんです。
部活も本気でやってもらいたいし
友だちと遊ぶ時間だってちゃんととってほしい。

本当に心からそう思います。

そのために、無駄な時間を過ごすことなく
効率よく「正しい」勉強法で
ちゃんと効果を上げる。
そして、遊びも部活も一所懸命やる。


それが、ボクの生徒に臨むことです。


年明け1月より、新中1準備講座が始まります。
(募集はまだ開始していませんが)

中学校に入ってから部活をがんばるためにも
小学生のうちに、算数・英語で学習したことは
確実に身につけておきたいものです。

勉強で困ってほしくない
ついていけなくなってからではお子さまの負担が大きくなります。
負担にならないうちから、手遅れになる前に、
自分でちゃんとやっつけることを
習慣にしておいていただきたい
と思うんです。

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