「子どもが勉強しないので困っている」

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よーーーーーーーーく聞くご相談です。
まぁそもそも、だからこそ塾に来ているという方が多いのでしょう。


以前、「勉強しない」「子どもが言うことを聞かない」という記事も書きました。
この時は、コーチング的な手法で、子どもを受容、認めて受け入れてあげること
お伝えしました。

ちなみに、受容する、認めると言っても「許す」、それで良しとするという意味ではありません。


「子供が勉強しない」に対する回答は明確です。
親(や兄弟)が勉強する姿を見せていないから」です。


親がテレビを見ている。
スマホで暇つぶしをしている。
その横で子どもがせっせと勉強している。

そんな状況、なかなか生まれませんよね。
子どもだってスマホで動画を見たいんです。
ゲームがしたいんです。
だって、切羽詰まった宿題があるわけじゃないから。


曜日や時間を決めて勉強タイムを作ることもお勧めしました。
そうすれば、多少は「あ、やらなきゃ」という気になるかもしれません。

でも、一番良いのは親がそれに付き合うことです。
お仕事に関する勉強でも良いでしょう。
スキルアップのための読書でも良いかもしれません。
一緒に自己研鑽する時間を作ってあげてください。


環境を変えてあげるのも一つの手だとは思います。
邑久教室でも今、中3生は全員が自主的に
かなりの時間を自習室で過ごしています。
お弁当持参の生徒もいます。




また、これも以前の記事ですが
「手紙=反抗期の息子へ」という記事がなぜか人気です。
反抗期にお悩みの親御さんが多いのでしょうか。


昔と比べて、反抗期を迎えるお子さんは少なくなっているような気がします。
肌感覚ですが。
親と子どもの心理的距離が近くなっているんでしょうかね。


反抗期のお子さんがいる場合、親御さんはどうすればよいでしょう。
どんな言葉をかけてあげればよいでしょう。


これも単純明快。

放置するしかありません。

私キツナイも立派に反抗期を通ってきました。
ただ、私の親は割と何でもかんでも放任主義だったので
あまり口うるさく言われた記憶がありません。
進路に関して相談したこともありませんでした。

ですが、もしあの時の自分に
親がアレコレ言ってきたとしたら、と考えると
恐らく全く効果はなかったでしょう。
むしろ逆効果です。


反抗期の子どもは、親に対しては
コップを伏せているようなものです。
そこにいくら水を注ごうとしたところで
一滴も入っていきません。


そのコップを逆向きにしようとしてもダメです。
瞬間接着剤でがちがちに固めていますから。

ですからあれこれ言うのはあきらめてください。
そういう時こそ、塾など外部の人間に任せるべきだと思います。
反抗期の子どもでも、外面(そとづら)はよかったりしますから。
そうじゃなかったら、いわゆる不良ですもんね。


反抗期の子は放っておくこと。それしかありません。
ただし、私の親がそうだったように、進む道を誤らないように
眼だけは光らせておかなければなりません。

時が来たら、いずれ気づきます。
やらなければならないことや親の愛情に。
それがやってくるのは、高校生のときなのか成人してからなのか
それは人それぞれですけどね。

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