手紙=反抗期の息子へ

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先日、TikTokを見ていてある素敵な投稿に出会いました。

シングルマザーの方で、双子で中3の息子さんがいらっしゃるという方の投稿でした。


受験生なのに全く勉強をしない。
スマホやゲーム機のSwitchを制限すると延々とテレビを見る。
注意するとクソババアといわれ続ける4か月。
もう疲れました。
どうすればよいでしょうか?

https://www.tiktok.com/@nayame14 悩めるかぁちゃんさん

(すでに削除されてしまったようです。)

投稿を見た方から様々なコメントがあり、
お母さんは「放っておく」ことを選択しました。
ただし、急に態度を変えることで「見放された」と勘違いさせないよう
ある日、玄関に手紙を置いておいたそうです。


①自分が通う高校は自分で決めること
②家にいるときはなるべく自室で過ごすこと
③塾や家庭教師を頼りたいときは申し出ること


恐らくもっといろいろなことを書かれたこととは思いますが
これを読んだ息子さんたちはこう言ったそうです。


行きたい高校探す
でも説明会や見学の予約は手伝ってほしい
ちゃんと勉強もする
その代わり、3時間勉強したら1時間ゲームやらせて
ご褒美がないとがんばれない


素敵ですよね。
お母さんも息子さんたちも、とても素敵な方なのでしょう。

手紙って、時にすごい効果をもたらします。
書く方も読むほうも、その瞬間の感情に左右されることなく
落ち着いて書いたり読んだりできる。
何度も読んで反すうし、
じっくり考えることができる。
繰り返し口で諭すよりも、1枚の手紙が相手の態度を変えることがあるんです。


思春期の子どもたちって、どうしたら良いかわからないんです。
私も元思春期男子なので、わかるつもりです。

成長してしまう焦り。
解決法のわからない悩み。
理由のない苛立ち。
思い通りにならない恋心。
学校や大人への反発。


もちろん、われわれ親の世代と今の子どもたちでは時代が違いますから
取り巻く環境は異なります。

だけど、今の子どもたちを見ていると
まぁ勉強に対する期待の大きさが半端ないなと思います。
学校課題の量もそうですし
高校生のかばんなんか持ってみると驚きますよね。
1ヶ月くらい山籠もりでもするんじゃないかと思うくらいの重さです。

もちろん、子どもたちだって
やらなきゃいけないんだということはわかってはいるはずです。
だけど、それ以外にやりたいことはたくさんあるし
サボってもちょっと怒られるだけで済む。
ちょっと成績が悪いのを我慢すればそれで済む。


だけど勉強ってそういうことじゃない。
大人になって立派に生きていくために
自律、自らを律することを覚えなければならない。
ゴールを決めて、それに向かって努力して
何かを達成しなければならない。

そうすることの重要性と、達成したときの喜びや価値
そういうことを我々は教えて、導いていかなければなりませんね。


私キツナイは、塾講師なので志望校への合格にむけて
リードするのが仕事ですが
合格だけでなくその先、大学に行って
就職して大人になって、そんな未来のことも考えながら
素敵な大人になってもらいたい
そのためにはこうするといいかな
そんな余計なお世話なことまで考えながら
日々、指導させていただいています。

勉強だけでなく、日ごろのささいな悩みや愚痴なども
お聞かせいただくのが大好きです。
いつでも気軽にご相談、ご連絡くださいね!

コメント

  1. […] さて、どうも反抗期ネタが人気なようです。手紙=反抗期の息子へ悩んでいらっしゃる方がそれだけいるということでしょうか。 […]

  2. […] また、これも以前の記事ですが「手紙=反抗期の息子へ」という記事がなぜか人気です。反抗期にお悩みの親御さんが多いのでしょうか。 […]

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