あなたはどちらを選びますか?

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あけましておめでとうございます、4人授業の萌昇ゼミ、邑久教室長のキツナイです。
今年も萌昇ゼミを、そして邑久教室をよろしくお願いいたします!


さて、元日早々に説教臭くて恐縮ですがちょっとお付き合いください。
あなたならどちらを選びますか?


人生は選択の連続です。お仕事のみならず、ボクたちはあらゆる瞬間で様々な選択をして生きています

ちょっと時間ができた時、テレビを見ようか、洗濯ものを取り込もうか、夕飯の仕込みを使用か、時間に余裕があるからちょっと昼寝をしようか、、、


仕事をしている方なら、迷うことはよくありますよね。
これを片付けようか、それとも先にあっちに手を付けておくべきか、、、


そんな時に、これを思い出してみてください。



ⒶからⒹの4つの領域があり、右に行くほど重要度が高く、上に行くほど緊急度が高くなります

つまり、
 Ⓐ 重要だし急ぎ
 Ⓑ 重要だけど急ぎではない
 Ⓒ 重要じゃないし急ぎでもない
 Ⓓ 重要じゃないけど急ぎ

の4つに分かれていまるのです。


仕事をする上で、重要かつ急ぎの要件であるⒶが最優先で、重要じゃないし急ぎでもないⒸは放っておくことになりますね。


ここで大切になるのが、ⒷとⒹのどちらを先に片付けるべきか、ということです。

Ⓑは、重要度は高いものの急ぎの要件ではない。
Ⓓは、重要度は低いけど急ぎの要件。


この場合、ついついⒹの急ぎの要件を選択しがちですが、むしろⒷの方が優先されるべきなのです。

仕事で考えてみるとわかりやすいのですが、Ⓓばかりに労力をかけていると、急ぎの要件は片付いていくものの、重要度は高くても急ぎではない要件が先延ばしにされ、中長期的な成長が望めないんですね。

しかも、ⒶやⒹの仕事って、どんどん追加されたりするものです。
だから、そればかりに追われているとⒷがおろそかになってしまいます。


学生でいうと、1週間後が締切の宿題などはⒷに入りますかね。



さて、同じマトリックスで、次のように変えると学生にも当てはめることができそうです



重要度はそのままに、緊急度を「やりたいかやりたくないか」に変えてみました。
こうしてしまうと、ⒷとⒹは比べるまでもなくなってしまいますね。
Ⓑは授業の復習だとか試験勉強など。
Ⓓはゲームや動画や趣味など。
当然、先にやるべきなのはⒷで、Ⓓは後回しにするべきものです。


もちろん、Ⓓをやるな、というつもりはありません。ゲームも友達との遊びも動画も読書も、ピアノやサッカーだってⒹに入るでしょう。どんどんやるべきです。

ただし、やる順番とタイミングが重要ですよね。
まずはⒶ、そしてⒷを片付けてからⒹをやるようにする。

これができない人は、一つ目のマトリックスのように、急ぎの仕事ばかり片付けているうちに時間が足りなくなって、急ぎではないけど自分の成長のためにやるべきことが後回しになる。その結果としてストレスばかりたまる一方で、達成感や自己肯定感が得られない。そんなことになってしまう可能性があります。


テスト期間の勉強がその良い例です。
提出しなければならないⒶ(いや、Ⓑか?)にばかり時間を取られ、Ⓓエリアにある、提出課題にはなっていないけど、苦手だからやりたい勉強にまで手が回らない。その結果、満足のいく点数が取れない

こうなってしまう原因は、実はテスト期間に入る前の時間の使い方に原因があって、Ⓑを後回しにしてⒹばかりやっていた、という事実に、意外と子どもたちは気づいていないのです。


自分が抱えているものややろうと思っていることなどを一度整理し、必要なら上記のマトリックスに当てはめてみて、スケジュールを立ててみる。パッと線を二本引くだけで簡単にできます。ぜひ、お子さんと一緒にやってみてください。


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