未来は白紙だ

英語学習

改めまして、本年もよろしくお願い申し上げます。
最大4人授業の萌昇ゼミ、邑久教室長のキツナイです!


さて、この年末年始も帰省は見送り、温泉やちょっといい肉や魚に舌鼓(したつづみ)を打ちつつ、腹回りに栄養を送り続ける日々でした。体重計とはしばらく距離を置こうと思います。


ホームシアターで映画を観るのも好きなのですが、この正月はバックトゥーザフューチャーシリーズの三作品を観なおしました。

タイムマシンで過去や未来に行ったり来たりという軽快な1985年のSF映画で、マイケル・J・フォックスをハリウッドスターの仲間入りさせた映画としてあまりにも有名ですね。



今日はそのバックトゥーザフューチャー、パート3からの一説をご紹介します。
物語のラストシーンで、主人公のMartyとその恋人Jenniferが、タイムマシンを発明した博士のDocとの別れ際にいうセリフ。

未来の世界からJenifferが持ち帰った、夫にクビを告げるファックスを見たところ、印字された文字が消えて真っ白になってしまった。自分たちが未来を変えたことにより文字が消えたわけですが、そのことがよくわかっておらず不思議に思って質問したJenniferに対し、Docはこう言う。


  It means your future hasn’t been written yet.  No one’s has.
  人間の未来はすべて白紙だっていうことさ。

  Your future is whatever you make it,
  未来は自分で作るのだ。

  so make it a good one, both of you.
  君らもいい未来を作たまえ。


一応、直訳だけ書いておきましょうね。


  It means your future hasn’t been written yet.  
  あなたたちの未来はまだ書かれていません。

  No one’s has.
  誰の未来も(書かれていません)。

  Your future is whatever you make it,
  君たちの未来は、君たちが作り出すものだ。

  so make it a good one, both of you.
  だから良いものにしなさい、君たち二人とも。



この映画、恐らく保護者の皆さんはご覧になったことが一度はあるかとは思いますが、全作をきちんと見たのは私は初めてでしたが、さすがスピルバーグ、今見ても映画自体にはさほど古臭さを感じませんし、令和を生きる今のお子さんが見ても楽しめると思います。

パート2で出てくる、昭和の人々が思い描いていた未来像はさすがに苦笑ものですが、それを見ながら家族で「昔はこうだったああだった」なんて話をするのも良いかもしれませんね。

そして何より、マイケルJフォックス演じるマーティーの英語がとても聞きやすいので、中高生の英語学習には非常に良い作品じゃないかと思います。

1作目を見ると2作目に、2作目は3作目に、自然とつながるように作られているので、必ず続きが見たくなると思います。そして、3作すべて見ると内容的にも心情的にもしっかり完結します。おそらく、この作品は3つで1つの作品なのでしょう。

ぜひ、自分たちの未来はどんなものになるのか、どんなものにしたいのか、そんなことに思いを馳せながら、観なおしていただきたいと思います。

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