キミは”I – my – me – mine”を正しく覚えてるか?

英語学習

こんにちは。毎日お昼に更新してます。たまに忘れちゃいます。
萌昇ゼミ邑久教室長キツナイです。

前回の「【緊急指令!】「語」「句」「節」を理解せよ」でも予告した通り
今回は「I – my – me – mine の表」についてお話します。
「そんなの覚えてるよ」というアナタ。
ぜひ見て行ってください。確認のためにも。

みんなご存知、例の表です。

アメリカ人は、こうやって表にして覚える、なんてことはしないそうで
初めて見た、っていう人が多いんですよ。不思議ですね。

それはさておき。
誰もが中1のころ、まずはわけもわからず覚えましたよね。
アイマイミーマイン、ユーユアユーユアーズ、なんて言って。

この表の意味、というか使い方ですが
左の赤い列は、主語として使うものです。
「~は・~が」ですよね。

次の黄色い列は、「~の〇〇」と、まさに「所有」を表すのに使うものです。
“my school”や”his uncle”なんていう風に。

一個飛ばして、最後の青い列は「~のもの」という意味の単語です。
This book is mine.とすれば「この本は僕のものです」になりますね。

さて、3番目の列ですが、これは
「~を・~に」と覚えている人が多いでしょう。
その覚え方でも初めのうちは問題ありません。
深い意味を考えず、機械的に暗記するのならそれでOKです。

ですが、中3以降になるとそうとも限らなくなってきます。
それに、どうせ覚えるなら最初から正しく、
応用のきく覚え方で覚えた方が効率的ですよね。
その方が英語を深く理解することにもつながります。


そもそもの話ですが、この表の左3つは~格となっていますが
それぞれ「主語として」「所有を表すときに」「動作の目的を表すときに」
使う
という意味です。

ここで、「動作の目的」って何よ? ということになるんですね。
ここが、ちょっとだけ理解のハードルが高いんです。
だから中1のときは無理やり覚えさせられるんですね。

動作の目的というのは、「目的語」として使う、ということです。
じゃあ目的語って何よ、ということになるんですが
目的語っていうのは、動詞や前置詞の次に来るもの、ということ。

ここでさらにハードル出現です。「前置詞」って何よ? ですよね。
中1の皆さんはあまり意識したことがないでしょうけども
大切だから覚えましょう。

前置詞とは、”to”とか”in”とか”for”とか”on”とかのこと。
他にもたくさんありますが、
あー、あいつらか、と思ってもらえましたね?


話を戻しますね。
動詞や前置詞の次に来る「人」は、I – my – me – mine の3番目
これをしっかり覚えておきましょう。

“to I” じゃなくて”to me” ですよね。
“for she” じゃなくて”for her“ですよね。
同様に、”I know he” ではなく、”I know him“が正解です。

てことは、”I love you“のyouは、3番目のyou、ということです。


ここからは、使役動詞や知覚動詞などを習った中3以降の人向け。
それ以外の人は★印まで飛んじゃってください。

例えば知覚動詞で、「彼女が歌うのを聞いた」は
I heard her sing.ですね。
これは、「彼女」なのになぜsheじゃないのかというと
確かに「意味的には」彼女が歌う、という主語述語の関係になっていますが
heardという動詞の次の「彼女」だから目的格を使うんだ、ということですね。

同様に、使役動詞でMy mother made me do the dishes.とすれば
母は私に皿を洗わせた、となりますが、意味的には
「私が皿を洗う」という関係になっていることがわかります。
これが、第5文型の特徴でしたね。

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さぁ、この表の使い方を理解したら、
改めて表を正確に覚えましょう。声に出しながらね!

みなさんに、特に確認してほしいことは3つ。
①youの複数形はyou
②「それは」はit
③itの複数形「それら」はthey

この3つです。

いや、ホントにお願いします。しっかり覚えて!
この3つ、高校生でも間違える人が多いんです。
表を声に出して覚えるときに
意味も一緒に言う
ようにしましょう。
 私I my me mine
 あなたyou your you yours のようにして

 それit its it –
 それらthey their them theirs
まで覚えましょう。


単語など暗記するときは、必ず声に出しながら!
そして、可能なら手や腕や足を使って
歩き回ったりしながらやりましょう。
その方が早く覚えられるし、記憶に深く刻まれて忘れにくくなります
早速今日から実践してみてくださいね!

Thank you for reading, guys!
次回は、英語の命ともいえる単語の順番、「語順」について。
お楽しみに!

コメント

  1. […] さて、昨日の記事「キミは”I – my – me – mine”を正しく覚えてるか?」の続きです。例の表は「人称代名詞の格変化表」などと呼ばれますが、左から「主格-所有格-目的格-所有代名詞」を示しています。主格は主語として使う形、3番目の目的格は動詞や前置詞の後ろで使う形だとお伝えしました。では、次の文を「/」の区切りごとに日本語に直してみてください。He / likes / her new bag / very much.さぁ、どうでしょう。中1の皆さんでもわかるはずの文です。正解はこの通り。彼は / 好きだ / 自分(彼女)の新しいカバンが / とてもとなります。 […]

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