小学校英語の現場をご存知ですか?

英語学習

4人授業の萌昇ゼミ、邑久教室のキツナイです、こんにちは!
明日14日はバレンタイン。男子諸君はさぞそわそわしていることでしょう。
お母さん、お願いしますよ!笑

今日、シャトレーゼに行ってお菓子を買ったときに見つけてしまいました。
桜餅! しかも関東風の、焼き皮の桜餅!



東京出身のキツナイにとって、桜餅と言えばコレなんです。
でも岡山ではどうやっても手に入らなくて、通販でも見つからなくて
島根には売ってるらしいんですけどなかなか行く機会もなく
あきらめていたところに発見。即買い!

皆さんもぜひ、この時期にシャトレーゼに行ったら買ってみてください。
関西の桜餅(東京では道明寺と呼びます)もおいしいですけど
これはこれで、他にはないおいしさですよ!


さて、邑久教室では新年度に備えて新中学生を中心にお問い合わせ、体験授業のお申込みを多数いただいています。ありがとうございます。

先日、某小学校の先生とお話しする機会があったので小学校英語について少し伺ったところ、やはり「書いて練習するところまでは手が回っていない」とのお話を伺うことができました。

小学校3-4年生では話す英語中心、5-6年になって一部は書けるようにする練習もするはずになっているのですが、そこまではできていないのが現状だそうです。

さらに、ALT(外国人の補助講師)の先生との意思の疎通も難しく、理想的な英語の授業はなかなかできていないというお話も伺いました。


これはね、もう仕方ないと思います。
そりゃそうです。小学校の先生なんて、英語を教えることになるとは思ってもいなかった方がほとんどでしょうし。

当然、英語を指導する経験はない状態で指導が始まったわけですもんね。
ということは当然、英語を話せる先生も少ない。
ALTの先生が日本語堪能でない場合、意思の疎通もとれない。
そうなると当然、極端に言えば子どもたちは「船頭のいない船」に乗っているような状態でしょう。


これはね、小学校の先生が悪いんじゃないんですよ。教育委員会、もっと言えば政府の方針が悪いんです。そもそもできないことをやれと言われているわけですからね。

天ぷら屋さんに勤めて頑張っていたら、ある日突然そばを打て、料理人ならできるだろ、と言われたみたいなものでしょう。

同じ料理の仕事とはいえ、やっていることは全く違うんですから、ちょっと勉強したからってできるわけないんです。


この春に中学校に進学する子どもたちは、新しい指導要領のもとでの小学校英語をきちんと習っているはずの学年です。

実際に、中学校の英語の教科書は「小学校で習ってきた」ことを前提に作られています。
以前から紹介している通り、レッスン1からすでにbe動詞と一般動詞が両方出てきています

また、ほとんどの学校で最初の定期テストとなる1学期の期末テストでは英作文が出題されています。

一方で、現小6生たちの指導をしていると、単語を書くことはおろか、be動詞の使い方すらおぼつかない生徒が多いのが現状です。

さらに、中学校の授業は会話表現が重視になってきており、単語や文法指導にさける時間は以前より少なくなっているんです。


そうなるとどうなるか、言うまでもないですよね。
できる生徒とできない生徒の二極化が、今までよりも早く進みます。
さらに、平均点も従来より低くなります。
というか、実際にそうなっています。



一方で、高校入試は今までよりも難しくなっていきます。
文章が長くなり(これは英語だけではありません!)、要求される単語の数は増え、自分で考えて英文にしなければならない問題が出されています



もうね、子どもたちがかわいそう、の一言です。
だって、現場は誰も悪くないんですから。


3/19、3/21のパパママセミナーでも詳しくお話しします。ぜひお申し込みください。
邑久教室で開催します。感染症対策のため少人数で行います。


最後に告知です。
3/24スタートの春期講習、新中1のみなさんは無料で受講していただけます。
1クラス4名という特性上、人数に限りがありますのでお早めにお申し込みくださいね。

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