リスニング、長文読解、国語の文章題

英語学習

桜が散り始めましたね。桜の花と同じくらい、葉桜も好きなキツナイが今日も4人授業の萌昇ゼミからお送りします、こんにちは!


個人的なことですが、4月から津山でも授業をしてくれということで、週3回ほど津山に来ております。週3回は邑久教室での勤務です。お休みは日曜日だけ!

津山に来ると通勤距離が片道65kmほどになるため、今まで乗っていたクラウンをやめてハイブリッドにしました。笑

燃費が倍以上になり、ガソリンもハイオクからレギュラーになったので
かなり財布にやさしくなりました。


来週月曜日は、萌昇ゼミの講師陣に「リスニング指導の研修をしてくれ」ということで
いま資料を作っているところなのですが。。。


じつは!

リスニングの指導って、学校でも塾でも、きちんと出来る先生は少ないんですよ。。。

それもそのはず。
・リスニングをきちんと学んできた人が少ない
・リスニングの学習が軽視されてきた
・入試に向けたリスニング専用教材がほとんどない
・そもそもEnglishが話せない

等の理由から、教える側も何をやったら良いかわからないんですね。
だからこそ、学校現場でもALTの先生任せだったりして
(しかもALTの先生と英語の教師が意思の疎通がとれていないなんて言うことも!)
リスニングや英語の音声について体系的に学ぶ環境にないんですね。

だけど、リスニングって、高校入試の英語の30%を占めるんですよ?
100点中30点はリスニングなんですよ?
しかも読んで解く問題より英文の難易度ははるかに低いんですよ?
ここを捨てるなんてバカげてますよね。

なのに、リスニングの授業と言えば
聞いて解いて答え合わせして終わり。
それなら何も高い金払って塾に行かなくても
自分一人でできますよね。


そんなわけで、萌昇ゼミではこの4月から、リスニングに対する指導もちゃんとやっていこうということにやっとなりまして
キツナイが講師陣への指導を、ということになったのです。


だけどこの、「ちゃんと教えられる先生がそもそも非常に少ない」というのは
なにもリスニングに限ったことじゃないんです。

タイトルにも上げたとおり、国語の文章題や英語の長文問題も同じです。


お子さんたちの通っている学校や塾で、初めて見る国語の文章題で
どうすれば正解を導き出せるか、教わっていますか?
解いて答え合わせして終わりになっていませんか?


「ここにこう書いてあるからこれが正解」という指導はよく目にしますが
「どうすればそれを見つけられるか」を教えるのが我々の仕事なのに
それを放棄している講師が多い
んですよね。


英語の長文読解もそうです。
部分的に取り出して文法の説明をしたり
もしくは「精読」といって、一文一文を細かく区切って
これが主語でこれが動詞で、これは補語でここはアレを修飾していて
のような指導は聞きますが
それで本当に、入試で得点できるようになるんですかね?


大学入試に「共通テスト」が導入されて、問題はすべてが長文になりました。
今まであった発音問題や単文の文法問題はなくなったんです。

そうなると、いかに早く正確に文章を読み取るかが生命線になります。

そして大学入試の流れ・傾向は、確実に高校入試にも流れてきます。
実際に岡山県の県立入試では、教科書が変わったのに合わせて
入試問題の語彙数が増え、文章が長くなり、全体としての難易度も上がっています。

そしてこの傾向はおそらく加速します


東京都では、今の中3生から全員にスピーキングのテストも課されるようになりました。
いよいよ、
・早く正確に読める
・自然な英語が聞き取れる
・自分の考えを英語で書ける
・相手に伝わる英語を話せる
の4技能すべてが求められる時代に突入
しているのです。


だからこそ、私はずっと何年も前から
リスニングの指導を取り入れろ、知らない講師は勉強しろ
スピーキングを取り入れろ
と言い続けてきて、萌昇ゼミでもやっと取り入れることになりました。

邑久教室ではそれに加えて、リスニング・スピーキングと英検対策に特化した授業も設定しています。


今の英語学習は、「苦手になったら塾に」では間に合わなくなってきています。
学校の先生の多くも、政府が求めるレベルに達していない方が多いからです。
気づいたら本当に手遅れ、という状態になりかねないのが今の英語学習なんです。

コメント

  1. […] リスニング、長文読解、国語の文章題 英語の長文問題とのたたかい③=音読 誰よりも早く楽な単語の暗記法! […]

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