英語の長文問題とのたたかい②=精読

英語学習

まさか、長文を解くのにこんなことやってませんよね、、、!?


こんにちは、4人授業の萌昇ゼミ、邑久教室長のキツナイです。
今日は全開のお話の続きです。


前回、英語の長文を前から順に読む、「通読」とか
「直読直解」
とかと言われている読み方をご説明
しました。

今日は「精読」についてです。


精読とは、字の通りていねいに読むこと。
実は、ほとんどの学生がこれをやっています。
というよりも、これしかやってないかもしれません。

例えば、関係代名詞を使った次の文。
I have an uncle who lives in London and my family often go to London to see him.

この文を、こんな感じにしたりしませんか?

これがいわゆる精読です。
どこがどういうかたまりになっていて
どう意味になるのか、どんなふうにつながるのか
そんなことを読み深めていって、文法的に確認する
んです。

もっと簡単なやり方としては、いわゆるスラッシュリーディングと言って
文を読みながら、かたまりごとにスラッシュを入れていって
かたまりごとに意味を考えていく
そんなやり方もあります。


ですが、この精読は
文章読解を良く時にやってはいけません!!



これは、あくまでも一語一句全部確認しながら
語句や文法の理解を深めて、
そして文章全体を完璧に理解するためにやるもの
であって
問題を解くためにやるものではありません

仮にこれやらなければ文章題が解けないのだとすれば
1語でも知らない単語が出てきたらそこで終了、ですよね。


この精読は、文章題を解いた後に復習としてやるものです。
復習することで、語句や文法、構文などの理解を深めて
知識を増やすために行うもの
です。

解くときには絶対にやってはいけないんです。


ですが、解いた後はこれをやらなければ意味がありません
わからない単語や文法をなくして
文、段落、文章全体の意味を理解していく
この作業の方がはるかに大切な勉強です。

解いて終わり、では子どもの遊びです。

今までやってなかった人は、今日からぜひやってくださいね。


さて、長文読解とのたたかいはもう少しだけ続きます。
それはまた、次回お話ししますね。

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