英語の長文問題とのたたかい①=直読直解

英語学習

毎日英語漬けになっていると、たまに数学や理科を担当するのが楽しくて仕方がありません。
こんにちは、4人授業の萌昇ゼミ、邑久教室長のキツナイです。


今回は英語の長文読解に関するお話し。

みなさん、長文は好きですか?
ボクは嫌いです。笑
英語に限らず、文章題は好きじゃない。


なんかね、昔からそうなんですよ。
自分の意思でやる読書やスポーツは好きなんですが
強制される読書やスポーツ、水泳などは大嫌い。
へそ曲がりなんでしょうね。笑


だけど、好き嫌いを言っているわけにはいかない。
今や大学入試英語の筆記試験はすべて読解になっちゃいましたしね。
中学生でいうところの長文10問を80分で解かなければならない。
本当に大変です。

岡山県の高校入試だってなかなか大変ですよ。
大問5個のうち3問が文章読解です。
1つがリスニングで、残り1つが条件英作文。
昔のように、独立した穴埋め問題や並べ替え問題はありません。

リスニングが平均して7~8分、試験時間は45分です。
雑な計算をすると、長文1問につき10分で終わらせないと
余裕はありませんね。


さて、では長文問題をどう解くか。
これは以前もお伝えしている通り
・前から順に読む
・英語を読みながら自然と同時に
 だいたいの意味が頭に浮かぶようにする
・後ろから前に戻って読む「返り読み」をしない
・全部を日本語に直しながら読んじゃダメ


上3つは同じことを言っているだけなんですけどね。笑
いわゆる「直読直解」というやつです。
これができている生徒は、高校に入ってからも
さほど困ることなく英語の学習を進められます。


例えば、昨年の岡山県立入試から。

Well, you often see many bikes left on the road and they are sometimes dangerous for people walking there.

この文を前から順にサラッと読んだだけで意味が頭に入ってきましたか?

前から訳すと、
えーと、あなたはよく見ます/たくさんの自転車を/道に放置されている/そして/それらは時々危険だ/人々にとって/そこを歩いている
となります。

一番大事なのは「戻らない」こと。これだけでかなり時間が節約できます。
さらに、意識して訳さなくてもなんとなく意味が理解できている
そんな状態が理想です。


この読み方、練習しないとできません。
ほとんどの生徒は普段教わっていないからです。
日常的に意識していないと、なかなかできるようにはならないんです。


もちろん、キツナイの授業では普段から練習してもらっています。
これはなにも、試験を説くためのテクニックというわけではなく
英語を読む、もしくは聞くためのテクニックですからね。

だけど、英語の読み方、長文の勉強の仕方は他にもあるんです。
目的によってやり方を変えるのは当然ですよね。

それはまた次回お話ししますね。

コメント

  1. […] […]

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