邑久中3年英語「仮定法」を極めるべし!

英語学習

1日空いてしまいました。。。
4人授業の萌昇ゼミ、邑久教室長のキツナイです。


もしかして
「仮定法? ヨユー! If+過去形じゃろ?」
とか思ってない??

確かに間違ってないけど、それだけだとかなり危険だぞ!


まず、仮定法(仮定法過去)とは何かを押さえましょう。
それは

「ありえないこと」をいう時のワザ

が仮定法です。


例えば、「私が彼の住所を知っていれば、彼に手紙を書くのに。」
という文を例にしましょう。

これは、裏を返せば
現実には「彼の住所を知らないから手紙が書けないんだけどね」
ということを言っているんです。


現実とは逆のことを言うのが仮定法です。



上記の例文を英語にすると
If I knew his address, I would write to him.
となります。

「今言っているのは『もし仮に』の話ですよ。
 実際はこんなことありえないんだけどね」
ということを表すために、
「,」の前と後ろでそれぞれ過去形を使うんです。


次に、「なぜ過去形なのか」という点です。
これ、教わったことない人が多いと思います。


そもそも過去形とは何か?
1.現在とは時間的に離れている過去の話をする
ときに使うものですね。

ですが、実はもう一つ、中学生で
過去の話じゃないのに過去形を使う場面を習っています。

それが、例えば
 a. Would you like some more coffee?
  コーヒーをもっといかがですか?

 b. Could you tell me the way to the station?
  駅への道を教えていただけませんか?

というようなやつです。
a.は、お客様に対して礼儀を表すために、
b.はお願いをする立場として礼儀を表すために
どちらも「ていねいさ」を表すための
心理的な距離が離れていること
を表しているのです。


では仮定法は、というと
現実とはかけ離れた話ですよ、という
現実との距離感を表す
ために
過去形を使っているんです。


つまり、いずれの場合も
「距離が離れていること」を表すために使う
それが過去形だということなんです。


さて、最後に期末テストで差が出るかもしれない、
もう一つの注意点を。


「If」と言えば、こんなのもありましたよね。

  If it is sunny, I’ll go shopping tomorrow.
  もし明日晴れたら買い物に行く予定です。

これは、「if」や「when」など、
条件や時を表す部分(副詞節と言います)は
未来の話でもwillを使ったらいけん

というやつです。


ややこしいですよね。
なぜか過去形を使ったり、willが禁止されたり。

だから、最初に言った通り
「Ifの後ろは過去形!」なんて覚えてると
痛い目にあっちゃうよ
、という話でした。


では、また!

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