「ケアレスミス」と言っている限り伸びない

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4人授業で邑久中生の成績を伸ばします。
萌昇ゼミ邑久教室のキツナイです。

土曜日はリスニング・スピーキング授業の日。
先日も中2の生徒が
英検2級の問題に取り組みました!


さて、今回は「ミス」のお話。
テストだけでなく、ふだん答え合わせなどをしていて
間違えた時にどうしているか、は非常に大切です。

特に、英語で[L]と[R]を間違えた時や
数学で[+][-]の符号やちょっとした計算ミスをしたときなど

心のどこかで
「今回たまたま間違えただけ」
と思っていませんか?

これ、実は非常に危険です。


3単現のsのつけ忘れも同じ。
数学の文章題で問題文を読み間違えた時も同じ。


本当は理解している内容なのかもしれません。

それでも、ミスをした、ということは
「次も同じミスをする可能性がある」
ということであって、
「次は大丈夫」という保証はどこにもない
んです。


以前、他の記事でも書きましたが
ミスには種類があって
・空欄なのか
・スペリングミスなのか
・語順がめちゃくちゃなのか
・単語がそもそも違っていたのか
・小数点のミスなのか
・+/-のミスなのか
・設問を誤解していたのか


様々な「ミス」が考えられます。

そして、それぞれのミスについて
・どうすれば正解できたのか
・次回以降、間違えないようにするにはどうすることが必要なのか
対策を考えて、実行すること

ここが、「勉強」において最も大切
な部分なんです。


ところが、ほとんどの子どもたちは
ここができていない。
というかそもそもわかっていない。
だから、○付けて、違ったところは正しい答えを記入して
それで終わってしまう
んですね。


キツナイはもう本当にうるさく何度も何度も言います。
「正しい答えなんて書き込んだってなんの勉強にもならん。
 それよりも、なぜその答えになるのかを書き込んで
 間違えた原因を考えろ」
と。

「ミス」の一言で片づけてしまうのはあまりにも危険です。
数学なんて、1問4点ですからね。
3問ミスしただけで88点ですからね。


子どもたちは「勉強=問題を解くこと」と
無意識のうちに考えていますが
一口に「勉強」と言っても
目的によってやる内容とその方法は異なるものです。

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