温度よりも湿気に弱い、邑久教室のキツナイです。
さて、先ほどLINEやTwitterでもお知らせがあった通り、夏期講習のご案内が今日から始まります。
でもその前に、中高生は期末テストですよね。
特に中学生は、新しい教科書になって初めてのテストという人が多いと思います。
当事者の皆さんはおわかりの通り、英語がとんでもないことになっています。
萌昇ゼミでは以前からお知らせしている通りですが、まぁ大変です、本当に。
中1は一番最初のレッスン1から、いきなりbe動詞と一般動詞の両方が出てきていますし
(あ、New Crownの話です)
覚える単語の数は爆増しているし
今まで以上に会話重視、表現力重視の授業になっているので
その分文法学習に充てる時間が削られてるし。
つまり、内容が激しく難しくなったのに、それを学習する時間は減っている、という事実。
そこへきてのスピーキング重視の流れ。
なんと、東京都では来年度から全中3生がスピーキングのテストを義務付けられる予定なんです。
スピーキング自体を否定しているわけではありません。
(教科書がスピーキングと文法どっちつかずになっている感は否めませんが)
この急な変化に、ついていけなくなる生徒が増え、英語の成績は今まで以上に二極化することが予想されます。
というよりも、それがもうすでに始まっているんです。
ではどうすればいいか?
私の個人的な意見としては、
・まず学校の授業は完璧にちゃんと受ける。
今のところ岡山ではスピーキングの善し悪しが成績に大きく影響することはありませんが、
それでも内申書という厄介なものがありますからね。。
・その上で、文法の学習は自宅や塾でみっちりやる。
・特に、単語を覚える時間は家や塾の自習などでたっっっっっっぷりとる。
だまってゴリゴリ書くのではなく、とにかく見ながら読みまくる。そして書く。
2点目は営業的に聞こえるかもしれませんが、これはもう今まで以上に必要ですね。
なんせ、内容が難しいですから。
中3なんかは、中2までに習わなかった現在完了が、新しい教科書では学習済み扱いになっています。
その分、高校生の内容だった仮定法や完了進行形が入ってきます。
当然、学校では現在完了も教わりますが、上記の新しい単元も当然学習するわけですから、
その分時間の面できつくなるわけですよね。
で、前述の通りスピーキング重視の追い打ちです。
だから、今まで以上に「自主的な」勉強時間をどれだけとれるかが重要になるのです。
上記がすべてちゃんと自分でできて、成績も十分に結果が出ているのであれば、正直なところ塾はいらないかもしれません。
だけどそれがなかなかできない人が多いから、我々の出番なんですね。
まぁそもそも習い事ってそういうものですよね。
ピアノだってサッカーだって陸上だって、独学でチャンピオンになれるのであればスクールなんて行かなくて良いわけですから。
だけど、それではなかなか効率も良くないし、伸びるスピードも違う。
中には自分を律することができなくてついダラダラしちゃう。
だからコーチが必要なんです。
随分長くなったのでそろそろ締めようと思いますが、何が言いたいかというと、
●とにかく今回の期末テストは心してかかれよ
ということと、そして
●いま小学生の皆さんはほんっとうに学校の英語をちゃんと、しっかりばっちりやっておいてね
ということです。
そう、英語に関しては
小5からすでに高校入試は始まっている、といっても良いのかもしれません。
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