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英語学習

気温はさほど高くないのに湿度が大フィーバー。
こんにちは、邑久教室から汗だくキツナイです。

各中学校で期末試験も終わり、そろそろ答案が返ってくる頃でしょうか。
中1の1学期期末試験、英語の問題を確認してみました。

結論から言いますと、

【とんでもなく難しくなっている】

です。

例年、中1の1学期末から2学期の中間テストくらいまでは、「当然100点取って来いよ」というものでしたが、もうその時代は終わりました。

昨年までは、1学期の終わりあたりに一般動詞に入り、2学期中間テストで疑問文、否定文、名詞の複数形辺りが出る。
そして期末のメインが3単現、という感覚でした。

やはり1学期というのはイベントが多く、しかも入学したての1年生なら
遠足だったり宿泊研修だったりがあって、友達を作ってクラスの結束を高め、
部活決めがあって体育祭があって、
という具合に、
「勉強どころじゃない」
というのが共通認識のようになっていました。
だから学校の授業も進まない進まない。。。

遅いところだと、4月-5月かけてずーっとアルファベットとフォニックス、そして
クラスルームイングリッシュをやって、期末試験ではbe動詞の肯定文がぎりぎり入る
なんていうことも実際にありました。

それが今年の4月から指導要領が変わり、英語の教科書も大きく変わりました
学校での指導も大きく変わっています。

中1のレッスン1から、いきなりbe動詞と一般動詞の両方を使った会話文で始まります。
レッスン2に入ると、今までは2学期の学習内容だった助動詞canがもう入ってきます。
また、今まで通り対話文がほとんどの本文に加え、自分で活用する、表現する取り組みのページが大幅に増えました。

政府主導の「使える英語」教育に大きくシフトしているんですね。
だから、学校の授業では実際に会話、英語で表現する力を養成する時間が増えています。

そうすると、当然のことですが
文法の学習と演習の時間が減るんです。

今の中1は、小学校のうちから教科としての英語を学習してきたはず、の学年です。
だから、基礎的な単語や簡単な文は言えるし書けるはず、なんです。
もちろん、中学校の教科書もそれをベースに作られています。

そんなこんなで、中1の定期テストも当然のごとく難しくなったのです。
いくつかご紹介しますね。

O1.jpg
これは邑久中ですね。単純な正誤判定問題ですが、
文中で「誰が」「何を」言っているか、しっかり理解していないと解けません。

T2.jpg
「スカイタワー」に関する対話文を読んだ上で、条件に従って文章を書く問題。

T1.jpg
(書き込みは講師によるもの)
いわゆる並べ替え問題。主語が複数のものがあり、一般動詞とbe動詞の使い分けがあり、
熟語の知識が必要で、頻度の副詞も正しい位置で使う必要があります。

S2.jpg
canを使った自由作文が3つ。

S1.jpg
これも英作文。How many —sやWhat —sを正しく使う必要があります。

K2.jpg
単純な問答文ですが、日本語訳はありません。
疑問文やその応答文を見て、空欄に適する語を補充します。
③④に関しては、疑問文と応答文両方に空欄が。

さて、いかがでしょう? 今までの中1では考えられないような構成のテストのオンパレードです。
みなさんは期末テストで満足のいく点数は取れましたか?

ざっくり言って、70点未満の方は要注意です。

●単語が書けない、覚えられない→致命的です。すぐにでも単語の身に着け方を身につけないと、どんどんしんどくなります。
●be動詞と一般動詞がごっちゃ→これも緊急度が高い点です。ここをクリアしなければ、英語の点数上昇は見込めません。

営業抜きにして本音で言いますね。
英語に関しては、塾に行った方が絶対に良いと思います。

先述した通り、学校では会話、スピーキング重視になり文法演習は提出課題任せになりがちです。
一方で、覚えなければならない単語の数は、昨年までと比較して倍近くにまで増えています。
単語暗記は、家で、一人でやるしかありませんよね。
でも今の中学生は部活や毎日の課題で本当に忙しく、なかなかそこまで手が回りません。

また、これからの英語学習は、目的によって学び方、勉強の仕方を変えるべきだと思っています。
大きく分けて3つ。
・単語
・文法
・リスニング
です。

そして、それぞれをなるべく楽に効率的に、なるべく楽しく、負担感を感じないようにするべき。
キツナイはそう考えています。

これを、中学生のうちから自力でやるのは酷というものです。
しかも我々世代(橘内は1976年度生まれです)が習ってきた英語とはもう全く違います。

カタカナ英語全開の先生のもと、机に向かって下を向いてゴリゴリゴリゴリ、修行のように延々と、手が痛くなるまでひたすら書く
そんな英語の勉強はもうやめにしましょう!

ほぉ、そんなに言うならお手並み拝見、という方。
英語の勉強法で学ぶ、萌昇ゼミ邑久教室のキツナイまでどうぞ!

おためし授業は無料で受けていただけますよ。

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