英単語の覚え方=高校生編=

英語学習


ちょっと夜も熱くなってきましたね。。。

昨日、中学生向けに英単語の覚え方をお話ししました
今日は高校生向けにお話しします。


高校生は、中学生のような覚え方では太刀打ちできませんね。
そもそも覚える数が違います。


まず確認したいのは、「かけるようにしなければならない単語」なのか
「読んで意味が分かればよい単語なのか」
ということです。

これは意外と重要です。
書けなければいけない単語であれば、ある程度は中学生のように
書いて練習する必要がありますね。

そうでない単語の場合は、「書く」練習はいらないかもしれません。
書いて練習するのに時間を費やすよりも、
早いサイクルでたくさんの単語の認知度を上げる方が得策ですね。

極端な例ですが、地名なんかはそうですよね。
例えばウスターソースの語源ともなっている、イギリスの州ですが
Worcestershireなんて、書く必要があった経験、キツナイは一度もありません。

また、派生語もこれにあたるかもしれません。
-lyで副詞になるとか、re-で「再び」という意味になるとか、いろいろありますよね。
このような接頭語、接尾語を覚えるだけで、語彙数はぐっと増えます


そうでなくても、中学の基礎がある程度しっかりできていれば、
(フォニックスをある程度理解していれば)
正しい発音からスペリングの想像がつきます


なので、高校生は「読む」ことをメインにしましょう。


ただし。

品詞によって覚え方が異なります
名詞なら単品で覚えればよいのですが
例えば動詞だったら、自動詞か他動詞か、直後に来るのはtoか-ingか、などが重要ですよね。
いちいち分類して覚えるよりも熟語のようにフレーズ、チャンクで暗記した方が
はるかに手っ取り早いですし、応用が利きます。

正しい発音で、意味を考えながら
読む回数をなるべく多くする。
そして毎日必ずやる。
忘れないうちに繰り返す。



単語帳を作るのは、、、どうでしょう。
否定はしませんよ。

ただ、
「よし、単語を覚えたいから今から単語帳を作るぞ!」
はよろしくないですね。作る時間がもったいない。
それにだいたい途中で飽きてやめちゃいます。

単語帳を作るのであれば、日々の授業や勉強の中で
覚えていなかったものを書き込んでいく、というスタイルであれば
非常に有効だと思います。


繰り返しになりますが、中学生も高校生も、何なら大人も、我々講師だって
「音」を使って勉強すること、これが一番大切なことです。

昭和生まれの僕たちがやってきた英語の勉強法は
はっきり言って間違っていたといっても過言ではありません。


勉強は修行じゃない。
なるべく楽に、効果的にやるべき。

それがキツナイの方針です。

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