「正しい」単語の覚え方

英語学習

週明けは天気が崩れるようですね。
I heard the weather is going to break at the end of the week.
こんにちは、邑久教室長のキツナイです。


中学生は今年から新しい教科書になって、
まず単語の量が増えました。
そして難しい単語もずいぶん多いなという印象です。
先日、別の教室で初めて担当するクラスがあったのですが
英語の勉強法などいろいろお伝えしていると
やはり英単語暗記には苦労しているようでした。


一言で英単語の暗記と言っても、いくつかのポイントがあります。

まず、品詞によって覚え方を分けることが重要です。
これ、今までは中学生だったらさほど意識する必要がありませんでした。
だけど、使い方に注意が必要な単語が増えた今、
今までみたいなやり方ではちょっと難しくなっています。

名詞は単品で覚えてOKですが
動詞や前置詞はフレーズで、もしくは文で覚える必要があります。
そうでないと、使い方がわからないからです。

例えば、say / speak / talk / tell など、「話す」系の動詞はいくつかありますが
tellだけは他動詞と言って、直後に「誰に」が来るんですね。
Tell me the truth.(私に本当のことを教えてください。)

だけどそれ以外は必ず前置詞が必要です。
Let’s talk with him.彼とお話ししよう。
She spoke to me this morning.彼女は今朝私に話しかけてきた。

このように、フレーズもしくは文で覚えると
その単語の持つニュアンスも含めて正しく覚えることができます。


前置詞も同じですね。
ただたんに「に」だけだと
to / in / at / on / into など、たくさん挙げられますが
学校に行くgo to school
日本に滞在するstay in Japan
日曜日に勉強するstudy on Sunday
5時に帰るcome home at five


こんな風に覚えると、
時刻はat、曜日はonで、移動先はtoでしょ、、、
というよりも自然に身につけることができそうですよね。


上記は品詞別に覚えるべきというお話ですが
学力によっても覚え方は異なると思います。

例えば、品詞別に、と言っても
中1、中2あたりだと難しいですよね。
品詞ってそもそもなにさ、となる可能性があります。

また、英語が苦手な中3と、人並みにできる高校生では
やはり異なります。

例えば、need[~が必要だ]という動詞がありますよね。
このような、言語の基礎となる単語はそのまま覚えなければなりませんが
ベースはできていて、さらに接尾辞・接頭辞の知識もある程度理解していれば
necessityは「必要性」という名詞で、necessaryは「必要だ」という形容詞
そうか、形容詞だからbe動詞の後とかで使うんだな
ということが自然とわかりますね。
こういう生徒であれば、地獄のようにnecessaryを何十回も書いて
練習する必要はない
わけです。何度か見るだけで覚えられます。

このように、単語に関する細かいルールのようなものを
普段から教わることって大事
ですよ。
普段から意識していれば、
live「生きる、住む」はlife「命、生活」が動詞になったやつで、
てことはaliveは形容詞「生きている」だな
ということに気付けるようになるので
単語の勉強がはるかに楽になるんです。

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