英語の苦手な人が理解していないこと

英語学習
アイキャッチ

夏以降、お問い合わせをたくさんいただいております。
英語が苦手になってきた中学生。
近い将来に備えておきたい小学生。


従来までと違うのは
塾探しを始めるタイミングが早くなっている、という点です。


英語が苦手になってヤバいと感じ始めるタイミングは
確実に早くなってきている
ようです。

また、小学生のうちから英語を学んでおきたい
それも会話ではなく、受験にも役立つ英語を
という方が増えている
ように思います。


こんにちは、最大4人授業で成績を伸ばす
萌昇ゼミ邑久教室長のキツナイです。


さて、今回は
英語が苦手な方に共通する点をお話ししますね。

それは
・語順を理解できていない
・日本語ベースで考えてしまっている


という点です。


英語というのは、日本語と違い
単語の順番に明確なルールがあります

キツナイはよく、生徒のみなさんに
「英語は主に3つの箱でできている」
とお伝えしています。

3つの箱とはなにかというと、
「主語」「動詞」「目的語」
です。


ある程度英語を学んできた生徒は
「最初に主語、次に動詞」
というのは理解している場合が多いようです。

ですが、
「動詞の次に目的語が来る」
ことを明確に理解している生徒は
非常に少ない
ように思います。


なので、極端な例でいうと
「彼は公園でテニスをするのが好きです」を
× He likes in the park tennis to play.
とやったりします。

当然、正解は
 He likes to play tennis in the park.
ですね。

・最初の箱、主語が「He」(彼は)
・二番目の箱、動詞が「likes」(好んでいる)
・三番目の箱、目的語が「to plaay tennis」(テニスをすることを)

というわけです。



次に、「日本語ベースで考えてしまっている」
という点について。

これは、上記よりも早い段階でつまづく生徒が多くいます

例えば、
That boy / is / Ken. を、
× あの男の子/は/ケンです。
と訳してしまうパターンです。
正しくは
 あの男の子は/~です/ケン
となります。



これは、最初にお話しした「3つの箱」を理解する必要があるのですが
この箱の中に入れると、自動的に
「~は」や「~を」がつく

という点が重要です。

そして、その箱以外に話を続ける場合には
前置詞などが必要になる
、ということなんですね。

基本的に英語には助詞がない、と説明されることが多いのですが
それは3つの箱、つまり文の核になる部分だけの話です。

・彼は毎朝、お父さん30分テニスを練習する。
 He / practices / tennis /
  with his father / for 30 minutes /
  every morning.

というように、3つの箱「~は」「~する」「~を」
の続きには、前置詞などをおいて
「話はまだ続くぜ」というのを表す必要があるんですね。


このあたりをしっかり理解するためには
「文型」「前置詞」を学ぶ必要があるのですが
これは中1ではやらないんですね、普通。
中2でちょこっと触れる程度、でしょうか。
それも先生によるかもしれません。


受験英語は英会話とは全く別のアプローチが必要です。

英会話は、極端なことを言えば
出川イングリッシュで十分です。

ですが、順調に理解を進められるように
受験英語を学ぶとなると、英語という言語の
基本の形、英語のつくりを
初期の段階でしっかり身につけることが
とても重要
なんです。


上記の例、お子さんに聞いてみてください。
理解できていない場合は
危険信号、かもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました