英語ができない原因

勉強法

先日、今年中に英検準1級を取りたいという高校2年生から相談を受けました。
いいですね、目標がしっかりしていると道筋が見えてきます。
英語の力を確実に伸ばしたい人は、中学校の英語を完璧にすることから見直してみましょう。
中学生だったら一つ前の学年の、高校生なら高校受験用の問題集を1冊やってみて、一つも間違えずに解けるかどうか、やってみてください。意外と忘れていることも多いかもしれませんよ。

英語の力を伸ばす方法

YouTubeやTikTokなどで、英語をテーマに配信する人が多くみられるようになりました。
ただ、その多くは「発音」や「ネイティブの表現」を紹介するものが多いので、学生にとって英語の勉強になるかというと、そうとも限らない場合も少なくありません。

入試の英語で点数を上げたい、英語の基礎力を身につけたい
そう思う人たちは何をすれば良いのか、というと

答えは「人による」というのが正直なところです。

前回の記事「英語の成績を伸ばすには?」でも書いた通りですが、そもそも「英語が超ニガテ」という中高生は、そもそも基本的な単語が身についていない場合が多く見られます。

言ってしまえば、基礎的な単語は本人の努力によって覚えるしかありません。数学でいう公式のようなものです。

単語が身についていない

文法や長文をやっても単語がわからない

英語の力が積みあがっていかない

という図式ですね。
これに当てはまる人は、まずは中学(まで)で習う基本的な単語2000語程度をがんばって覚えましょう

文法がニガテ

単語は大丈夫だけど、文法が、、、という人。
高校生に多いような印象です。

これはもうズバリ、勉強時間を増やしましょう。これにつきます。
まずは文法系の問題集等で基本形を身につけます。
その上で、「ちょっと難しめ」の文章題をたくさん解きましょう。


ただし、解いて丸付けして終わり、じゃダメですね。
まずはいつも通りに解いて丸付けをした後、精読をしてください。

精読とは

文章の読み方にもいくつか種類があります。
多読、精読、速読などがそうですね。

精読というのは、1文1文をていねいに読み解いていくことです。
わからない単語は調べ、SVOCの構造を確認し、修飾関係を明らかにしていきます。
恐らく高校の授業ではやっているところも多いと思いますが、スラッシュリーディングとかチャンクリーディングなどというのがこれに近いですね。

自分が先生になって授業をしなければいけない、というつもりでやってみてください。
端から端まですべて説明できて、何を質問されても答えられるように

英語は公式の山

英語は、単語熟語や文法などの「公式」が山のようにあります。
それらを身につけ、初めて見るものでも意味の想像がつくようにならないと、英検の1級や準1級、共通テストでの高得点といったところまではなかなか届きません。

英語で悩んでいる高校生で、基本的な単語が身についていて、さらに中学で習う文法がしっかり頭に入っている、という人は驚くほど少ないものです。

だから、中学英語の勉強を完璧にすることが、得点アップへの近道なんです。

復習がすべて

そういう意味でも、復習というのはとても大切です。
高校生になると予習が義務付けられている人もいると思いますが、過去に習ったことは確実に身につけていきたいものです。

ですから、キツナイの担当する生徒たちで、既習単元が身についていない子には、空き時間に特別補習を行っています。
自分一人ではなかなかできない、過去の重要単元の徹底復習。
必要であれば、中3だろうが高校生だろうが、be動詞から徹底的ににやります。
そうするとあっという間に伸びるんです、英語の成績が。

中学生人気の高い城東高校は、ここ2-3年で合格難易度が上がってきました。
上位校ほど、ちょっとしたミスが命取りになります。だからこそ、模試の偏差値や合否判定も良いのですが、基礎がどれだけしっかりしているか、はとっても重要です。そしてそれら判断は、我々のようなプロにしかできないと思っています。

塾としてはそろそろ夏期講習の時期。萌昇ゼミでもまもなく申し込みを開始します。
萌昇ゼミは、一人ひとりに何が必要かを考えて、最適なものを提供できるようにできるだけの工夫をします。1クラス最大4人だからできるんです。

成績が不安、伸び悩んでいる、塾に行っているけど伸びない、もっともっと伸ばしたい、
そう思っている方はぜひご相談ください。
一人ひとりに合ったアドバイスをさせていただけると思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました