ラジオを聞け

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こんにちは、4人授業の萌昇ゼミ、邑久教室長のキツナイです。
津山の教室では中間対策に奮闘中です!


さて。
子どもたちを取り巻く環境は、われわれ親世代とは全く違っていますよね。
その一つに、【テレビを見ない】ということがあげられます。

テレビを見ない代わりに、YouTubeなどで動画を見ているんですね。

確かに、見たくもない番組を垂れ流されるよりも
自分の見たいものだけを検索してみている方が楽しいでしょう。


ところで、今の子どもたちは
ラジオを聞いても何を言っているかわからない
という話を聞きました。

知人の子どもは
「そういえば、アニメを見るときも字幕を出して見てた
そうです。

テレビに字幕を付ける機能がありますね。
露天風呂やサウナにいくと目にするアレです。


テレビ番組が何でもかんでも字幕を付けるようになって久しいですが
やはりこうなってしまいました。


・核家族化と少子化、遊ぶ時間や場所の減少により、友だちと遊ぶ時間が減った
(遊んでいてもずっとスマホをいじっていたり!)
・きょうだいがいなかったり習い事などで忙しい、さらには共働きが増えたことなどで家族の会話が減った
・言葉の乱れにより大人との会話が成立しない
・LINEやSNSの影響で会話の機会が減った
などなど、音声としての言葉を使う機会が減った原因はいくらでも考えられます。


聞いても理解できないのであれば
英語のリスニングなんてできるわけありませんよね。


30-40人で聞く学校の授業なんか絶望的かもしれません。


じゃぁ文字にすればわかるかというと、これも違います。
文章を正しく読み取れる子どもは驚くほど少ないですから。
そもそも、文章を「きちんと」読む機会もあまりないのかもしれません。
ざっと目を通して、何を言いたいか理解している
(もしくはその気になっている)
だけなのかもしれません。

(そういえば、マンガ雑誌を読む子どもも見なくなりましたよね。)


さて、ではどうするべきか。

読書もいいですけどね。
ボクは読書が好きじゃないので偉そうなことは言えませんが
自分の好きな内容。好きなテーマ、好きな作家ならとっつきやすいでしょう。


「読む」ことで言えば、取扱説明書なんて最高ですよ。
新しく何かを買ったときや家にある家電製品の説明書を、
子どもに「きっちり」読んでもらうんです。
「精読」ですよね。

そうすると、知らなかった便利機能が見つかったりするもんです。
自分で組み立てる家具などは、正しく読まないと完成しなかったりもしますよね。


あとは、とにかく会話をしましょう
大人との会話が上手な子で勉強に困っているというケースは
あまり記憶にありません。


親御さんが、子どものことにあれこれ興味を持ってください。

何か説教したり教えたり、じゃなく
雑談程度でも良いんです。
もちろん、聞くだけじゃなく、ご自分からもいろんな話をしてください。

スーパーに行ったときに見かけた面白い人でも良いでしょう。
車に乗っていて危ないなと思ったことでも良いでしょう。
虫と戦って小指をぶつけた話でもOKです。

「親」としても立場じゃなく、友達感覚で気軽に
たくさん会話をしてあげましょう。

ただし、大切なのは
一方的にならないようにすることと
「なるべく正しい日本語で」話す(話させる)ということです。

「相手に伝わる言葉」を操ることができなければ
困るのは子どもたち自身
ですからね。


そういえば、「ラジオを聞け」というタイトルでした。
ラジオも良いですよ。
調べてみたら、子どもの好きな芸人さんがやっている
ラジオ番組なんかもあるかもしれません。

ただし、くれぐれも
NHKの「ラジオ英会話」を聞きなさい
とか言っちゃだめですよ。
人に言われて聞くラジオ英会話なんて
苦痛でしかありませんから。

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