今年はお盆を過ぎてから、朝晩がちゃんと涼しいですね。
昼間は相変わらず暑いですが。。。
トマトとポテト
トマトとジャガイモ、英語で言うとtomatoとpotatoですよね。
子どもたちに読ませると、
tomato→トマト
potato→ポテト
となります。
どちらもよく似たつづり(スペリング)ですよね。
なのに、“a”の読み方がそれぞれちがう。
じつはコレ、どちらも正確ではないんです。
“a”は「エィ」と読みます。なので、
tomato→ト「メィ」ト
potato→ポ「ティ」ト
と読むのが「正しい」英語の発音です。
日本人にとって英語の発音が難しい原因の一つに、この外来語のカタカナ発音があります。
あまりにもなじみすぎていて、修正するのに違和感があるようでなかなか定着しません。
身についている常識がジャマをしていて、それが英語の伸びをさまたげている。実はこれ、よくあることなんですよ。
母音はいくつ?
そもそも、このアルファベットの1個目の”A”の文字の読み方は
「エー」じゃなくて「エィ」だというところから、キツナイの授業は始まります。
(英語には「エー」という発音は存在しないんです)
細かいなーと思われるでしょうけど、すごく大切なことです。
日本語は文字一つには音が一つ、というのが原則ですよね。
(厳密にはそうとも言い切れませんが)
ですが、英語にはa,e,i,o,u(と”y”などの半母音)の母音と言われる文字に対して
15個の音があるんです。(細かく分類すると26!)
もちろんすべてを正確に覚える必要はありませんが、基本的なことは学校でも習います。そしてこの「フォニックス」がとても大切なんです。
例えば、最長の実用英語とされる”pneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosis”は45文字からなりますが、基本的なルールさえ知っていれば、意味は分からなくても読むことはできるんです。
逆に、文字と音が頭の中で正しくリンクできている人は、新しい単語を暗記するのもさほど苦ではなくなります。
そしてもちろん、リスニングやスピーキングにも役立ちますよね。
中1の時に、水曜日を「ウェドネズデー」とか、理科を「スシエンセ」などと無理やりローマ字読みで覚えた場合、リスニングやスピーキングのスキルを上げようとすると覚えなおす必要が出てきて二度手間になってしまいます。しかも、音のルールが分かっていればその知識を他の単語に流用することもできますが、ローマ字読みで覚えているとそれもできません。
英語は小学生~中1が勝負
小学校で英語の授業が始まって久しいですが、小学校では主にあいさつなどの発話練習が、中1では英単語や英文法の基礎が主な学習ですけれども、この間にいかに「ちゃんと」英語を身に着けるか、が非常に大切です。基礎ができていないと、どこかで仕切りなおしてもう一度覚えなおす努力をしなければならなくなってしまいます。
一番気を付けたいのは、基礎がテキトーでも中3まではなんとかなっちゃう、という点です。
これは数学などほかの教科でもそうですが、中学卒業までは「ちからわざ」でもなんとかなっちゃうんです。
だけど、基礎ができていないと高校に入ってからえらく苦労するか、凋落していくか。間違いなくそのどちらかになってしまいます。
萌昇ゼミでの講師の間でも、「テストに発音の問題は出ないから」と重視していない講師がいますが、私はそうは思いません。
発音って大切ですよ。日本人のカタカナ発音でも構わないので、なるべく「正しい」発音、アメリカ人に伝わる読み方を身に着けたいものです。そうすることが、英語の成績を上げる近道になるからです。
正しい発音と受験英語
萌昇ゼミ邑久教室では、「通じる発音」を重視しつつ、受験英語でも高得点を取る力を身につけます。
厳選教材とオリジナルのテストシステム、そして本当に身に着く授業。この三本柱で英語力を上げてもらっています。
小学生と中1は若干の空席があります。ご興味のある方はお問い合わせください。
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