なかなか衝撃的なタイトルだと思うんですが
アナタは、本当にbe動詞を理解していると
自信をもって言えますか?
実は、英語が苦手な人やなんとなくノリでここまでやってきた
という人は多いんです。
〇〇予備校のような、大学受験をする高校生向けの授業でも
be動詞の確認から入ることもあるくらいです。
次の文を、「/」のかたまりごとに訳してください。
I / am / Noboru.
× 私 / は / のぼる。
○ 私は/~です/のぼる
結論から言うと、be動詞は「=」を表す、と思って良いでしょう。
上の例文だと、私=のぼる、を表しているのです。
「~です」、または「~である」という意味ですね。
I am a cat.
吾輩は猫である。(私=猫)
be動詞は「である」という意味だから、
He / will be / thirteen / next month.
彼は/~である予定だ/ 13歳 /来月
will beで「~である予定」、つまり「~になる」と訳します。
では、これはどうでしょう?
She / is / in her room / now.
彼女は/いる/部屋に/今
be動詞は「いる/ある」と訳すこともあります。
これも「=」と考えれば
「彼女=いま部屋の中」と考えられますね。
be動詞の意味はこの二つですが、他にも2つの使い方がありました。
そう、進行形と受け身、です。
昨日の分詞について書いた記事にもあるとおり、
~ing(現在分詞)には「~している」という意味が、また
過去分詞には「~される」という意味があります。
この二種類の分詞と組み合わせることで、
進行形や受け身(受動態)を表現することができます。
高校生になるとbe to不定詞とか、他の用法も増えますが
1.状態(~である)を表す
2.存在(いる/ある)を表す
3.進行形を作る
4.受け身を作る
の4つが基本となります。
そしてもちろん、be動詞を使う文なのか一般動詞を使う文なのかによって
疑問文や否定文などのつくり方が全く変わってきますね。
英語が苦手な人に限って、
「疑問文にしなさい」とか言われてちょっと迷った挙句
文の先頭に勝手にbe動詞をぶち込んだりしているものです。
×Are you play tennis?
あなたはテニスをするですか?
なんて平気でやったりします。
ボクはこれをタラちゃん構文と呼んでいます。
絶対にやっちゃダメですよ。
しっかり覚えておこう!
コメント
[…] 「疑問文にしなさい」とか「否定文にしなさい」などと言われたとき元の文でbe動詞を使っているかかどうかをチェックしてあったらbe動詞をいじる/なかったら助っ人に頼るこれが鉄則です。タラちゃん構文は厳禁ですよ! […]